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雪の階 奥泉 光(著/文) - 中央公論新社
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雪の階 (ユキノキザハシ)

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四六判
608ページ
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-12-005046-6   COPY
ISBN 13
9784120050466   COPY
ISBN 10h
4-12-005046-7   COPY
ISBN 10
4120050467   COPY
出版者記号
12   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年1月18日
最終更新日
2018年2月13日
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書評掲載情報

2020-07-19 読売新聞  朝刊
評者: 土方正志(荒蝦夷代表)
2018-12-30 日本経済新聞  朝刊
評者: 清水良典(文芸評論家)
2018-12-29 朝日新聞  朝刊
2018-12-23 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: いとうせいこう(作家、マルチクリエーター)
2018-12-09 毎日新聞  朝刊
評者: 鴻巣友季子(翻訳家)
2018-04-15 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 池上冬樹(文芸評論家)
2018-03-31 日本経済新聞  朝刊
評者: 福嶋亮大(文芸評論家)
2018-03-25 毎日新聞  朝刊
評者: 鴻巣友季子(翻訳家)
2018-03-18 朝日新聞  朝刊
評者: 原武史(放送大学教授・政治思想史)
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紹介

昭和十年、秋。笹宮惟重伯爵を父に持ち、女子学習院高等科に通う惟佐子は、親友・宇田川寿子の心中事件に疑問を抱く。冨士の樹海で陸軍士官・久慈とともに遺体となって発見されたのだが、「できるだけはやく電話をしますね」という寿子の手による仙台消印の葉書が届いたのだ――。

富士で発見された寿子が、なぜ、仙台から葉書を出せたのか? この心中事件の謎を軸に、ドイツ人ピアニスト、探偵役を務める惟佐子の「おあいてさん」だった女カメラマンと新聞記者、軍人である惟佐子の兄・惟秀ら多彩な人物が登場し、物語のラスト、二・二六事件へと繋がっていく――。

著者プロフィール

奥泉 光  (オクイズミヒカル)  (著/文

1956年山形県生まれ。86年「地の鳥天の魚群」が『すばる』に掲載されデビュー。93年『ノヴァーリスの引用』で野間文芸新人賞、94年『石の来歴』で芥川賞、2009年『神器』で野間文芸賞、14年『東京自叙伝』で谷崎潤一郎賞を受賞。他の著書に『「吾輩は猫である」殺人事件』『グランド・ミステリー』『坊ちゃん忍者幕末見聞録』『シューマンの指』『ビビビ・ビ・バップ』など多数。12年より芥川賞選考委員。近畿大学教授を務める。

上記内容は本書刊行時のものです。