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洲之内徹絵のある一生
発行:新潮社
縦210mm
143ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2007年10月
- 登録日
- 2017年7月13日
- 最終更新日
- 2017年7月13日
紹介
小林秀雄が「当代一の評論」と称賛した型破りの"美術批評家"にして風変わりな"画廊経営者"、そして破天荒な"生活者"…そのような"自画像"を14年間にわたって「芸術新潮」に書き綴った私小説的連載「気まぐれ美術館」は、突然の死によって中絶を余儀なくされた。あれから20年、74年間の数奇な生涯を今、見直せば、絵を見ることは絵を経験することであり、すなわち自らの生を全うすることなのだという烈しい精神のかたちが立ち現れてくる。洲之内徹とはいったい何者だったのか。
目次
第1部 洲之内徹のいた風景(松山-帰りたくない風景
残んの月-松山時代の洲之内さん
新潟-漂泊の人と新潟の縁
東京-水面に映る風景 洲之内徹の東京
スノウチの塗りつぶし-"美術批評"として読む洲之内徹)
第2部 懐かしの「気まぐれ美術館」名作選(「気まぐれ美術館」あとさき
「あのさあ」のつきあい
「洲之内コレクション」と宮城県美術館)
上記内容は本書刊行時のものです。