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「黄昏のビギン」の物語
奇跡のジャパニーズ・スタンダードはいかにして生まれたか
発行:小学館
新書判
256ページ
定価
740円+税
- 書店発売日
- 2014年6月2日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2015年8月13日
書評掲載情報
2014-07-06 | 日本経済新聞 |
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紹介
奇跡のスタンダードはこうして誕生した!
直近では歌手活動を再開した薬師丸ひろ子がカヴァーして話題となった「黄昏のビギン」。1959年に映画の挿入歌としてワンコーラスだけ作られたこの曲は、当時の人気歌手・水原弘のレコードB面となって命を吹き込まれ、その後32年の時を経て歌手・ちあきなおみがレパートリーに加えたことで再発見されました。
さらにCM等で使用されるうちに人々の耳朶に届き、アン・サリー、石川さゆり、稲垣潤一、岩崎宏美、小野リサ、木村充揮、さだまさし、中森明菜・・・・・・と個性も実力もあるシンガーたちにカヴァーされて、日本のスタンダードとして定着しました。
この軌跡を克明に追いかけ、なぜこの曲が人々に愛されるに至ったかを解明し、日本人の心性に迫るノンフィクションです。
【編集担当からのおすすめ情報】
音楽業界誌『ミュージック・ラボ』を経て、甲斐バンドのマネージメントからキャリアをスタートさせて、THE BOOM、喜納昌吉、中村一義、小野リサ、由紀さおりなど、多くのアーティストの作品でプロデュースに携わってきた著者だからこそ書けるノンフィクションです。
上記内容は本書刊行時のものです。