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終身刑の女 レイチェル・クシュナー(著/文) - 小学館
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終身刑の女

文庫
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発行:小学館
文庫判
496ページ
定価 1,130円+税
ISBN
978-4-09-406669-2   COPY
ISBN 13
9784094066692   COPY
ISBN 10h
4-09-406669-1   COPY
ISBN 10
4094066691   COPY
出版者記号
09   COPY
 
Cコード
C0197
一般 文庫 外国文学小説
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年2月10日
書店発売日
登録日
2020年12月23日
最終更新日
2021年2月3日
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書評掲載情報

2021-04-03 朝日新聞  朝刊
評者: 小澤英実(東京学芸大学准教授)

紹介

2018年仏メディシス賞外国小説賞受賞作

サンフランシスコは決して「美しい街」ではない。
冷たい霧と泥と、薬物と銃とタトゥー。

29歳にして二つの終身刑プラス6年の刑で服役しているロミーにとって、生まれ育った街はただ呪われていた。
幼い頃から愛情に恵まれず、社会支援も得られず、ドラッグや万引きを繰り返し、ストリッパーになり、子を産んで、その子が幼いうちにストーカーを殺し、逮捕された。
やがて息子の面倒を見ていた母親が亡くなったと知り、ロミーは絶望の果てに脱走を企てる。

主人公ロミーの他、カリフォルニア州スタンヴィル女子刑務所で絶望的な余生を過ごす囚人たちが、あの手この手で生きる希望の糸口を探す様子が克明に描かれる。
刑務所に収監された女性たちの心情を繊細に描き出すことで、格差社会の底辺にいるアメリカ人たちを浮き彫りにした、文学の香気も漂う傑作スリラー。

なお本作は、フェミナ賞と並ぶフランス最高の文学賞であるメディシス賞(外国小説部門)を2018年に受賞、同年ブッカー賞の最終候補ともなった。

上記内容は本書刊行時のものです。