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なめたらいかんぜよ 春日 太一(著) - 小学館
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なめたらいかんぜよ (ナメタライカンゼヨ) 脚本家・高田宏治が生きた東映五十年の狂熱 (キャクホンカタカダコウジガイキタトウエイゴジュウネンノキョウネツ)

文芸
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発行:小学館
四六判
432ページ
定価 2,700 円+税   2,970 円(税込)
ISBN
978-4-09-389829-4   COPY
ISBN 13
9784093898294   COPY
ISBN 10h
4-09-389829-4   COPY
ISBN 10
4093898294   COPY
出版者記号
09   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年3月3日
書店発売日
登録日
2026年1月30日
最終更新日
2026年4月4日
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書評掲載情報

2026-04-04 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 風元正(文芸評論家)
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紹介

大宅賞作家、受賞後初の重厚書き下ろし!

「なめたらいかんぜよ!」
後に流行語にもなった、映画『鬼龍院花子の生涯』を象徴する名台詞に通底する精神が、既に高田の中に煮えたぎっていた。そして、このセリフは、『鬼龍院』だけでなく高田の脚本家人生そのものを表す言葉でもあった。(プロローグより)

『鬼龍院花子の生涯』『極道の妻たち』『仁義なき戦い 完結篇』『野性の証明』『十兵衛暗殺剣』『激突!殺人拳』『北陸代理戦争』『実録外伝 大阪電撃作戦』『復活の日』『日本の首領』・・・数多の名作の脚本を書きまくり、東映五十年を支えた脚本家・高田宏治に迫真インタビュー!
深作欣二、五社英雄、笠原和夫、岡田茂、日下部五朗、中島貞夫・・・・・・脚本術のすべてと盟友たちへの積年の愛憎を語り尽くした50時間。

「自分から映画を企画したことはないな。ほとんどが、あてがいぶちや」--
脚本家は、思うままに自身の創作をする「作家」というよりは、注文に応じて組み立てる「職人」なのである。高田はその「職人」の最たるところであった。(本文より)

【編集担当からのおすすめ情報】
企画スタートからおよそ4年。著者は毎月のように老脚本家のもとに通い、取材を重ねました。その内容の濃さと情報量は大宅賞受賞の名作『鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折』をも凌ぐ膨大なものです。
著者と高田氏の”格闘”とも言える共同作業の結果、出来上がった『なめたらいかんぜよ』は、『鬼の筆』とはまるで肌触りの違う本に仕上がりました。『鬼の筆』が巨星の「栄光と挫折」をたどったものならば、『なめたらいかんぜよ』は「挫折に次ぐ挫折」を経て仕事人が成り上がっていくそのプロセスを豪快に描きます。仕事人の生き様とはどういうものか--高田氏が直面するさまざまな試練が、それを読む者に問いかけてきます。
振れ幅の大きさをぜひ楽しんでいただきたい本です。ロジカルで緻密な脚本論を語ったかと思えば、東映黄金期の豪快で破滅的な日々が明かされる。盟友である名監督、名プロデューサーたちの「弱み」を赤裸々に暴露したかと思えば、その「手腕」を確かな視点で評価する。多面体のようなこの作品からわきあがる「狂熱」を、ぜひお楽しみください。

目次

プロローグ なめられた男/あてがいぶちの仕事
第一章 戦争経験
第二章 脚本修業
第三章 新時代劇
第四章 任侠映画
第五章 実録空手
第六章 深作欣二
第七章 首領角川
第八章 五社英雄
第九章 極妻流転
第十章 逢魔ヶ時
エピローグ 脚本講義
あとがき 高田宏治
おわりに 春日太一

上記内容は本書刊行時のものです。