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愛しのレスリー
「ベイ・シティ・ローラーズ」日本人妻の愛と葛藤の42年
- 初版年月日
- 2021年10月30日
- 書店発売日
- 2021年10月25日
- 登録日
- 2021年9月30日
- 最終更新日
- 2021年10月22日
紹介
元世界的スターの日本人妻が語る衝撃の真実
ベイ・シティ・ローラーズ(BCR)といえば、70年代後半に日本はもとより世界中を熱狂させたアイドルロックバンドだった。数々のミリオンセラーを連発し、中でも「Saturday Night」は全米No.1ヒットになり、今でも曲がかかることもある。そのBCRでひときわ人気者だったのがボーカルのレスリー・マッコーエンだった。彼の行くところは常に黄色い声援に包まれていた。
そのレスリーが突然亡くなったのは2021年4月のことだった。出会いから数えて42年間、連れ添ったのは日本人妻のケイコさんだ。彼女が語る生前のレスリーの素顔は驚くべきことの連続だ。
複数の女性との不倫、ドラッグ中毒にアルコール中毒、そして17歳のときに男性にレイプされてからはバイセクシャルでもあったという。そのようなことが続けば、妻は悩み苦しむのは当然だ。別れたい、死にたいと思ったことも1度や2度ではない。それでも彼女がレスリーの元を離れなかったのには、どのような理由があったのか。そこには周りからはわからない、二人だけの深い絆があったのだ。知られざる事実に衝撃を受けることは必至の内容だ。
【編集担当からのおすすめ情報】
ベイ・シティ・ローラーズが日本中を席巻したのは、私が中学2年生のときでした。同級生の女子生徒たちはタータンチェックのマフラーを巻き、男子生徒の間ではバンドを組むことがブームとなったほどでした。まさに大スターでした。
その中でも1番人気だったレスリーの妻となったケイコさんによる独白の内容は衝撃の連続です。レスリーの素顔、そして2人だけにしかわからない愛の形というものが理解できると思います。
目次
序章「死を覚悟していた最後の日々」
第1章「二人の出会いから結婚まで」
第2章「大阪・西成で生きる力を学んだ」
第3章「新婚生活と異変の始まり」
第4章「お酒と女と傷心の日々」
第5章「レスリーの衝撃の告白」
終章「残された私と息子のために」
上記内容は本書刊行時のものです。