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明智光秀伝
本能寺の変に至る派閥力学
発行:小学館
四六判
320ページ
定価
1,300円+税
- 初版年月日
- 2019年11月6日
- 書店発売日
- 2019年11月1日
- 登録日
- 2019年9月20日
- 最終更新日
- 2019年10月30日
書評掲載情報
2019-12-21 | 日本経済新聞 朝刊 |
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紹介
新発見史料で本能寺の変の謎を完全解明
20年以上にわたって「本能寺の変」研究に取り組んで来た第一人者による決定版。2014年以降相次いだ新発見史料で日本史最大の謎だった本能寺の変の背景がついに解明の時を迎える――。
天下統一を目指した織田信長と対立する室町幕府将軍・足利義昭。義昭の指令のもとに全国に張り巡らされる「信長包囲網」。その最前線で活躍し、新参ながら出世レースを繰り広げたのが明智光秀と羽柴秀吉だ。両者は織田家宿老の地位を得て、それぞれ築いた派閥を基に、信長の目指した天下統一のために奔走する。
転機となったのは、対毛利氏政策。光秀主導の「対毛利和平交渉」が秀吉の巻き返しで方向転換。光秀にとっては「信長の裏切り」だった。さらに、四国の長宗我部氏を巡っても、信長は光秀の面子を潰す政策に転換する。一度ならず二度までも「信長の裏切り」に遭遇する光秀に、追い打ちをかけるように「遠国左遷」の情報が。
信長の承認のもとに積み上げてきた業績を2度にわたって反故にされた無念。死中の光秀は、生き残りをかけて、室町幕府再興にその突破口を見出す。
著者による「本能寺の変の三層構造」は必見!
【編集担当からのおすすめ情報】
これまでNHK大河ドラマ16作で描かれてきた「本能寺の変」。2020年の『麒麟がくる』は、明智光秀が初めて主人公となる大河ドラマとして注目を集めています。『麒麟がくる』がどのような光秀像を描き、本能寺の変をどのように描こうとも、本書で展開される「本能寺の変に至る人間模様」こそが、歴史の真相なのです。
上記内容は本書刊行時のものです。