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宣告 (センコク) 巻次:(上)

文芸
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発行:小学館
B6判
512ページ
定価 900円+税
ISBN
978-4-09-352357-8   COPY
ISBN 13
9784093523578   COPY
ISBN 10h
4-09-352357-6   COPY
ISBN 10
4093523576   COPY
出版者記号
09   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年2月12日
書店発売日
登録日
2018年12月11日
最終更新日
2019年1月18日
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紹介

「死刑の意味」を問う死刑囚の赤裸々な実態

殺人犯を意味する収容番号末尾ゼロの「ゼロ番囚」たちは、拘置所二階の特別頑丈な独居房に収容されている。T大卒の楠本他家雄は、いつくるか分からない“お迎え”に常時怯えていた。

女を崖から突き落とした砂田や一家四人を惨殺した大田なども同様に死者の部屋で怯え暮らしている。他家雄の奇妙な墜落感を丹念に診る若い医官で精神医の近木のあまりに生々しい接見記録と、生と死の極限で苦悩する死刑確定囚たちの拘禁ノイローゼの実態や日々の会話を克明に描いた類のない傑作。

第11回日本文学大賞受賞作で全三巻。

上記内容は本書刊行時のものです。