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春のウサギ
- 初版年月日
- 2021年4月26日
- 書店発売日
- 2021年4月21日
- 登録日
- 2021年3月12日
- 最終更新日
- 2021年4月20日
紹介
繊細な少女の気持ちによりそう優しい物語
かわいそうなアミ―リア。
みんながそう言う。
本当にわたしはかわいそう?
大好きな陶芸工房に出かけよう。
そうしたら元気が出るかもしれない・・・・・・。
陶芸工房に通うアミーリアは、ウサギの置物作りに熱中していた。春休みになり、いろんなポーズのウサギを毎日作って並べて楽しんでいた。そこで出会ったケイシーと意気投合。誰にも話したことのない悩みを話すようになる。
アミ―リアは、小さいころに死に別れたお母さんと会いたいとケイシーに打ち明けた。
すると、ケイシーはある提案をする。
「あそこにいる女性がお母さんだと仮定してみようよ」と。
物語は、思わぬ方向に展開していくのだが…。
【編集担当からのおすすめ情報】
内気なアミ―リアが、友だちをきっかけに少しずつ気持ちをほどいていく様子がゆっくりと描かれている。
繊細な少女の気持ちによりそうやさしい物語です。
目次
春のウサギ
もくじ
一 かわいそうなわたし
二 オブライエンさん
三 出っぱったひざ
四 おいっ子
五 ウサギ
六 グウェンとチャーリー 死が二人を分かつまで。
七 フェザー
八 ドクター・コットン
九 詩のサークル
十 クイズ
十一 たくさん
十二 フロスティングとラムチョップ
十三 エピファニー
十四 風
十五 ラッキー・ペニー
十六 シナリオ
十七 大きすぎて
十八 なにもない
十九 ハート
二十 ほんとうにいる
二十一 水
二十二 あかされていない謎
二十三 さけている
二十四 白い馬
二十五 お泊まり
二十六 質問ぜめ
二十七 はき清める
二十八 いなくなった
二十九 手紙とケーキ
三十 目の前で起きていること
三十一 無意味で、悲しい
三十二 ちょうどいい感じ
三十三 人の弱さ
三十四 絵はがき
三十五 かけがえのない人
上記内容は本書刊行時のものです。