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ヤーガの走る家 ソフィー・アンダーソン(著/文) - 小学館
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ヤーガの走る家 (ヤーガノハシルイエ)

児童図書
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発行:小学館
四六判
384ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-09-290636-5   COPY
ISBN 13
9784092906365   COPY
ISBN 10h
4-09-290636-6   COPY
ISBN 10
4092906366   COPY
出版者記号
09   COPY
Cコード
C8097  
8:児童 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年3月1日
書店発売日
登録日
2021年1月16日
最終更新日
2021年2月20日
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紹介

鳥の足がはえた家にすむ少女の成長物語

「わたしの家には鳥の足がはえている。家は、年に二、三度、夜中にすっくと立ち上がり、猛スピードで走り出す。」(冒頭文抜粋)
少女マリンカが祖母のバーバと住む不思議な家には、あの世とこの世の境界を守る秘密の「門」がある。バーバはこの門の番人で、マリンカも将来番人になることを運命づけられて育った。
毎晩「門」を目指して訪ねてくる死者達を、美味しい料理と楽しい音楽でもてなし、星へ還すバーバの仕事を手伝うマリンカ。
でも本当は、その仕事に明け暮れる人生ではなく、生きている人たちの世界で友だちを作って遊ぶことを夢みている。
自分の運命は自分で決めたいという気持ちが強くなり、もがき、あらがい、行動していく。

ロシア民話「バーバ・ヤーガ」をモチーフに、家族の愛情と絆、少女の葛藤と成長、そして人生を自分の足で歩むことへのエールを描いた長編ファンタジーです。


【編集担当からのおすすめ情報】
毎晩死者が訪ねてくる「家」とは、何とも不気味で恐ろしい・・・・・・。しかし、そこで夜な夜な行われているのは、美味しい料理と楽しい音楽、どんな人生も祝福し、死者をなぐさめ、無事に星へ還す、という、とても心安らぐ宴です。
主人公マリンカの成長を見守る「家」は、さながら、思春期の娘をもつお母さんのよう。

2019年のカーネギー賞のショートリストにノミネートした作品です。

上記内容は本書刊行時のものです。