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発行:小学館
B6判
424ページ
定価
1,600円+税
- ISBN
- 9784092905887
- Cコード
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C8097
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児童 単行本 外国文学小説
- 初版年月日
- 2021年1月25日
- 書店発売日
- 2021年1月20日
- 登録日
- 2020年12月15日
- 最終更新日
- 2021年1月19日
紹介
詩で描く家族と恋と友情の心揺さぶる物語
主人公のシオマラは、神さまのことなんか、ぜんぜん信じてない。
「女の子は、いけません。いけません。いけません」
信仰心厚い母親に、こう言われるたびに、
「自分はなんてちっぽけなんだろう」って感じるんだ。
ハーレムに暮らす少女シオマラは、厳格な母親に猛反発しながらも、「言葉」の持つ世界に惹かれていく。
高校のポエトリースラム部で詩のパフォーマンスというものを知り、自己表現の世界にどんどんのめり込んでいく。
「言葉は、ありのままの自分を解き放つ手段」、そのことに気がついたシオマラは、いろいろなことから自由になれた。
【編集担当からのおすすめ情報】
本書は、作者にとっての2作品目となります。
全米図書賞、ボストングローブ・ホーンブック賞、マイケル・L・プリンツ賞、カーネギー賞と、大きな児童書の賞を総なめにした話題作品です。
読者が選ぶ賞も数々受賞していることからも、いかに読者から支持されているかがわかります。
全編、詩で描かれているために、心に直接響くのかもしれません。YA世代から、大人まで、勇気づけられる物語です。
目次
詩人になりたいわたしX
目次
第一部 はじめに言葉があった
第二部 そして言葉は肉体になった
第三部 荒野で叫ぶ者の声
上記内容は本書刊行時のものです。