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真実の終わり ミチコ・カクタニ(著/文) - 集英社
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真実の終わり

発行:集英社
四六判
縦194mm 横134mm 厚さ21mm
重さ 335g
176ページ
定価 1,700円+税
ISBN
9784087734966
Cコード
C0098
一般 単行本 外国文学、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年4月16日
最終更新日
2019年5月31日
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書評掲載情報

2019-07-27 朝日新聞  朝刊
評者: 西崎文子(東京大学教授・アメリカ政治外交史)
2019-06-23 毎日新聞  朝刊
評者: 池澤夏樹(作家)

紹介

アメリカ建国時の理念と制度は、トランプ政権に打ち砕かれた。
しかもその出現は予言されていた。

いま、民主主義の基盤である〈真実〉が揺らいでいる。
フェイクニュースやプロパガンダがはびこり、事実を捻じ曲げる言説がソーシャルメディアなどを通じて拡散し、多くの人びとが影響を受けている。全体主義的なプロパガンダが現代に甦り、荒らし行為が蔓延し、重要な政治決定を蝕んでいる。米国のトランプ政権は、こうした状況のもとに誕生し、国内外に混乱をもたらしているが、アメリカの建国者たちは、まさに彼のような人物の出現を懸念していた。
長年にわたって文芸批評に携わり、ピューリッツァー賞(批評部門)を受賞した著者は、さまざまな文献を通じて、現代におけるこの民主主義の危機の深層に踏み込んでいく。アーレントやオーウェルをはじめ、ツヴァイク、クレンペラー、ボルヘス、フィリップ・K・ディック、ボードリヤール、デリダ、トム・ウルフ、ウンベルト・エーコ、フィリップ・ロス、トマス・ピンチョン、イーライ・パリサー等々、作家や学者、ジャーナリストたちの多彩なテクストを参照し、ひとつの筋道に結びつけて論じていく。
客観的事実が消えゆく世界で、私たちはどう生きるべきか。不穏な時代に精神的な立ち位置を示そうとする話題の書、待望の邦訳。

【著者略歴】
ミチコ・カクタニ( Michiko Kakutani )
文芸評論家。米コネチカット州に日系アメリカ人二世として生まれる。イェール大学で英文学を専攻し、1976年に卒業。ワシントン・ポスト紙、タイム誌を経て、79年にニューヨーク・タイムズ紙に入社。30年以上にわたり同紙で書評を担当し、鋭い文芸批評で文学界に多大な影響を及ぼす。98年にピューリッツァー賞(批評部門)を受賞。2017年に退社。

【訳者略歴】
岡崎玲子(おかざき れいこ)
1985年兵庫県生まれ。豪ヴィクトリア州法廷弁護士。米ニューヨーク州弁護士。ジャーナリスト。翻訳家。早稲田大学法学部卒業後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校ロースクール(UCLA School of Law, LL.M.)を修了し、米ニューヨーク州弁護士資格を取得。その後、豪モナッシュ大学で学び、豪ヴィクトリア州法廷弁護士として登録。2001年に『レイコ@チョート校』を刊行し、『9・11ジェネレーション』(2004年)で黒田清JCJ(日本ジャーナリスト会議)新人賞を受賞。訳書にノーム・チョムスキー『すばらしきアメリカ帝国』など。

【原書】
THE DEATH OF TRUTH : Notes on Falsehood in the Age of Trump
MICHIKO KAKUTANI

上記内容は本書刊行時のものです。