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ニッポン巡礼
発行:集英社
新書判
縦173mm
横106mm
厚さ15mm
重さ 240g
256ページ
定価
1,400円+税
- 書店発売日
- 2020年12月17日
- 登録日
- 2020年11月7日
- 最終更新日
- 2020年12月12日
書評掲載情報
2021-02-21 | 産經新聞 朝刊 |
2021-02-06 | 朝日新聞 朝刊 |
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紹介
白洲正子に『かくれ里』という著作がある。
その文筆に動かされた著者は、知る人ぞ知る現代の「かくれ里」=隠された本物の場所を求めて旅に出る。
ひっそりとした寺社、山間の集落、海沿いの棚田、離島の原生林、城下町の白壁、断崖に囲まれた自然の入り江──。
人が密集する著名な観光地ではない。
SNSで話題を呼ぶスポットでもない。
そんな場所にこそ、日本の魅力が隠されている。
滞日50年を超える著者が、自らの足で回った全国津々浦々の「かくれ里」から厳選した10カ所を“こっそりと"紹介する。
【目次】
1 日吉大社、慈眼堂、石山寺(滋賀県)
2 羽後町田代、阿仁根子(秋田県)
3 能登半島(石川県)
4 八頭町、智頭町(鳥取県)
5 奄美大島(鹿児島県)
6 萩(山口県)
7 三井寺(滋賀県)
8 南会津(福島県)
9 青ヶ島(東京都)
10 三浦半島(神奈川県)
【著者プロフィール】
アレックス・カー
東洋文化研究者。1952年、米国生まれ。イェール大学日本学部卒業。
在学中に慶應義塾大学国際センターで日本語研修。77年から京都府亀岡市に居を構え、書や古典演劇、古美術など日本文化の研究に励む。
景観と古民家再生のコンサルティングも行い、徳島県祖谷、長崎県小値賀町などで滞在型観光事業を営む。
著書に『ニッポン景観論』(集英社新書)、『美しき日本の残像』(朝日文庫、94年新潮学芸賞)、『観光亡国論』(清野由美と共著、中公新書ラクレ)など。
上記内容は本書刊行時のものです。