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沖縄の旅・アブチラガマと轟の壕 : 国内が戦場になったとき
発行:集英社
縦180mm
222ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2000年6月
- 登録日
- 2016年8月22日
- 最終更新日
- 2016年8月22日
書評掲載情報
2016-08-21 |
読売新聞
朝刊 評者: ヤマザキマリ(漫画家) |
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紹介
沖縄県本島南部にはガマとよばれる自然洞窟がいくつもある。半世紀前の戦争中にこのガマは避難壕として軍・民双方に使用されていた。本書に登場する「アブチラガマ」も「轟の壕」もそうした避難所のひとつだった。ガマでなにが起こっていたのか。人びとの忘却の彼方にあったこれらガマの記憶をたどる石原教授たちの調査行は、取材開始から25年の歳月を要することになる。半世紀をへて、よみがえる真実とはなんだったのか?裁かれざる「犯罪」は放置されたまま、闇のなかに眠るのか。「洞窟の惨劇」はいま姿を現そうとしている。
目次
第1部 アブチラガマ(糸数壕)-陣地・病院・軍民同居の洞窟(洞窟陣地壕-1945年2月~4月30日
南風原陸軍病院糸数分室-1945年5月1日~6月2日
軍民一体化-1945年6月3日~8月22日)
第2部 轟の壕-日本兵が支配した洞窟(沖縄県庁職員
女子防空監視隊員
避難民)
補遺編 沖縄戦の経過
上記内容は本書刊行時のものです。