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博物学の世紀 リンネと分類の欲望 松永 俊男(著) - 講談社
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博物学の世紀 リンネと分類の欲望 (ハクブツガクノセイキ リンネトブンルイノヨクボウ)

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発行:講談社
文庫判
200ページ
定価 1,100 円+税   1,210 円(税込)
ISBN
978-4-06-542368-4   COPY
ISBN 13
9784065423684   COPY
ISBN 10h
4-06-542368-6   COPY
ISBN 10
4065423686   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0122  
0:一般 1:文庫 22:外国歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2025年12月23日
最終更新日
2026年3月16日
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書評掲載情報

2026-04-12 読売新聞  朝刊
評者: 岡ノ谷一夫(生物心理学者)
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紹介

17世紀にガリレオやニュートンによって近代科学が成立するが、18世紀になると自然哲学の勢いは衰え、代わって博物学が時代を代表する学問となった。ヨーロッパでは王侯貴族から市民までが博物学に熱狂し、珍奇な動植物や鉱物を収集・分類することが流行する。こうした情熱の背景には「神の創造した自然を理解することが神を理解することになる」というキリスト教的信念があった。
本書は、この博物学の黄金期を、スウェーデンの博物学者カール・フォン・リンネ(1707―1778)を中心に描く。リンネは「分類学の父」と呼ばれ、生物を「属名+種小名」の二語で表す二名法を確立し、現代の学名体系の基礎を築いた人物である。彼の代表作『自然の体系』や『植物の種』は、生物を階層的に整理する画期的な試みであり、後世のダーウィンにも影響を与えた。
世界のすべてを知り尽くしたい――万物を収集、分類、記述しようとする欲望は、どこから出てきたのか、鎖国日本を含む全世界をめざしたリンネの弟子たちは何を行ったのか。
18世紀の知的熱狂と探究心、そして自然を体系化しようとした人類の壮大な試みを、リンネを軸にコンパクトにまとめた一冊。博物学の意義とその文化的背景を理解するための格好の入門書。

[本書の内容]
プロローグ 博物学の時代
第1章 すべての植物を分類しつくす
第2章 植物はどのようにとらえられてきたか
第3章 学名の誕生
第4章 最高の学問としての博物学
第5章 世界を分類しつくしたい――リンネとその野望
第6章 地球の裏側までも――リンネと使徒たち
第7章 リンネ博物学の遺産
エピローグ リンネからダーウィンへ

目次

プロローグ 博物学の時代
第1章 すべての植物を分類しつくす
第2章 植物はどのようにとらえられてきたか
第3章 学名の誕生
第4章 最高の学問としての博物学
第5章 世界を分類しつくしたい――リンネとその野望
第6章 地球の裏側までも――リンネと使徒たち
第7章 リンネ博物学の遺産
エピローグ リンネからダーウィンへ

著者プロフィール

松永 俊男  (マツナガ トシオ)  (

1939年東京生まれ。桃山学院大学名誉教授。専攻は科学史。著書に,『ダーウィンをめぐる人々』,『近代進化論の成り立ち』,『ダーウィンの時代』,『ダーウィン前夜の進化論争』,『チャールズ・ダーウィンの生涯』。



旧版ISBN
9784061491106

上記内容は本書刊行時のものです。