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出版者情報
バリ山行
発行:講談社
四六判
168ページ
定価
1,600円+税
- 書店発売日
- 2024年7月29日
- 登録日
- 2024年6月25日
- 最終更新日
- 2025年3月19日
書評掲載情報
2025-02-01 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 重里徹也(聖徳大学特任教授・文芸評論家) |
2024-08-31 | 日本経済新聞 朝刊 |
2024-08-31 |
朝日新聞
朝刊 評者: 山内マリコ(小説家) |
2024-08-18 |
産經新聞
朝刊 評者: 清水良典(文芸評論家) |
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紹介
第171回芥川賞受賞作。古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム会社から転職して2年。会社の付き合いを極力避けてきた波多は同僚に誘われるまま六甲山登山に参加する。その後、社内登山グループは正式な登山部となり、波多も親睦を図る目的の気楽な活動をするようになっていたが、職人気質で職場で変人扱いされ孤立しているベテラン社員妻鹿があえて登山路を外れる難易度の高い登山「バリ山行」をしていることを知ると……。
「山は遊びですよ。遊びで死んだら意味ないじゃないですか! 本物の危機は山じゃないですよ。街ですよ! 生活ですよ。妻鹿さんはそれから逃げてるだけじゃないですか!」(本文より抜粋)
会社も人生も山あり谷あり、バリの達人と危険な道行き。圧倒的生の実感を求め、山と人生を重ねて瞑走する純文山岳小説。
上記内容は本書刊行時のものです。