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出版者情報
未完の天才 南方熊楠
発行:講談社
新書判
264ページ
定価
940円+税
- 書店発売日
- 2023年6月22日
- 登録日
- 2023年5月18日
- 最終更新日
- 2024年1月30日
書評掲載情報
2023-12-23 |
朝日新聞
朝刊 評者: 横尾忠則(美術家) |
2023-09-16 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2023-08-12 |
朝日新聞
朝刊 評者: 横尾忠則(美術家) |
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紹介
なぜ熊楠は完成を嫌ったのか?
驚くべき才能を多方面に発揮しながら、
その仕事のほとんどが未完に終わった南方熊楠。
最新の研究成果や新発見資料をとりあげながら、
熊楠の生涯を辿り、
その「天才性」と「未完性」の謎に迫る!
<熊楠をめぐる13の謎>
・十数年前にとったノートの内容をそらで思い出せる記憶力
・51篇も論考を発表していた「ネイチャー」への投稿を中止
・渡英後、熱中していた植物学の研究を停止
・大英博物館に迎えられてから、何をしていたのか
・語学の天才・熊楠の勉強法とは?
・「エコロジーの先駆者」だが、数年でフェードアウト
・なぜ「希少な生物」だけでなく「ありふれた植物」も守ろうとしたのか
・「人類史上、もっとも文字を書いた男」と呼ばれる理由
・どうして一度も定職に就かなかったのか
・ともに民俗学の礎を築いた柳田国男と喧嘩別れ
・変形菌(粘菌)の新種は発表したが、キノコの新種は未発表
・なぜ夢の研究を長年続けたのか
・集大成となるような本を、どうして出版しなかったのか
上記内容は本書刊行時のものです。