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「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史 辻田 真佐憲(著/文) - 講談社
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「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史 (センゼンノショウタイ アイコクトシンワノニホンキンゲンダイシ)

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発行:講談社
新書判
304ページ
定価 980円+税
ISBN
978-4-06-532129-4   COPY
ISBN 13
9784065321294   COPY
ISBN 10h
4-06-532129-8   COPY
ISBN 10
4065321298   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0221  
0:一般 2:新書 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年4月12日
最終更新日
2024年2月14日
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書評掲載情報

2023-06-24 東京新聞/中日新聞  朝刊
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紹介

【新書大賞2024 第7位!】
「わかりやすい」「読みやすい」と話題沸騰のベストセラー!!

神武天皇、教育勅語、万世一系、八紘一宇……。
右派が誇り、左派が恐れる「戦前日本」の本当の姿とは?
「国威発揚」の物語を検証するーー!


「筆者はここで、同じく昨年、凶弾に斃れた安倍元首相が唱えた「日本を取り戻す」「美しい国」というスローガンを思い出さずにはおれない。それはときに戦前回帰的だといわれた。
 だが、本当にそうだっただろうか。靖国神社に参拝しながら、東京五輪、大阪万博を招聘し、「三丁目の夕日」を理想として語るーー。そこで取り戻すべきだとされた「美しい国」とは、戦前そのものではなく、都合のよさそうな部分を適当に寄せ集めた、戦前・戦 後の奇妙なキメラではなかったか。
 今日よく言われる戦前もこれとよく似ている。その実態は、しばしば左派が政権を批判 するために日本の暗黒部分をことさらにかき集めて煮詰めたものだった。
 つまり「美しい国」と「戦前」は、ともに実際の戦前とはかけ離れた虚像であり、現在の右派・左派にとって使い勝手のいい願望の産物だったのである。(中略)
 このような状態を脱するためには、だれかれ問わず、戦前をまずしっかり知らなければならない。」 (「はじめに」より)


【本書の構成】

第1章 古代日本を取り戻す   明治維新と神武天皇リバイバル
第2章 特別な国であるべし   憲法と道徳は天照大神より
第3章 三韓征伐を再現せよ   神裔たちの日清・日露戦争
第4章 天皇は万国の大君である 天地開闢から世界征服へ
第5章 米英を撃ちてし止まむ  八紘一宇と大東亜戦争
第6章 教養としての戦前    新しい国民的物語のために


【本書の主な内容】

・「新しい戦前」と「美しい国」の共通点
・「神武創業」に新政府がこだわった意図
・「建国記念の日」が生まれた背景
・君が代はなぜ普及したのか?
・明治維新は「中世キャンセル史観」
・神武天皇に似ている「あの人物」
・フェティシズムとしての教育勅語
・女子天皇・女系天皇を排した井上毅
・忘れられる神功皇后と理想の女性像
・神社参拝は軍国主義的なのか?
・「東京」の名付け親・佐藤信淵
・天地開闢とイザナミ・イザナギ神話
・「弱小国家コンプレックス」が生んだ妄想
・戦意高揚に貢献した北原白秋と山田耕筰
・実証なき物語は妄想、物語なき実証は空虚   ……ほか

目次

第1章 古代日本を取り戻す   ーー明治維新と神武天皇リバイバル
第2章 特別な国であるべし   ーー憲法と道徳は天照大神より
第3章 三韓征伐を再現せよ   ーー神裔たちの日清・日露戦争
第4章 天皇は万国の大君である ーー天地開闢から世界征服へ
第5章 米英を撃ちてし止まむ  ーー八紘一宇と大東亜戦争
第6章 教養としての戦前    ーー新しい国民的物語のために

著者プロフィール

辻田 真佐憲  (ツジタ マサノリ)  (著/文

1984年、大阪府生まれ。評論家・近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業。政治と文化芸術の関係を主なテーマに、著述、調査、評論、レビュー、インタビューなどを幅広く手がけている。著書に『防衛省の研究』(朝日新書)、『超空気支配社会』『古関裕而の昭和史』(以上、文春新書)、『大本営発表』『日本の軍歌』(以上、幻冬舎新書)、共著に『教養としての歴史問題』(東洋経済新報社)、『新プロパガンダ論』(ゲンロン叢書)、監修に『満洲帝国ビジュアル大全』(洋泉社)、『文藝春秋が見た戦争と日本人』(文春ムック)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。