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弥勒 宮田 登(著/文) - 講談社
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弥勒 (ミロク)

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発行:講談社
文庫判
288ページ
定価 1,110円+税
ISBN
978-4-06-531971-0   COPY
ISBN 13
9784065319710   COPY
ISBN 10h
4-06-531971-4   COPY
ISBN 10
4065319714   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0139  
0:一般 1:文庫 39:民族・風習
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年5月29日
最終更新日
2024年5月8日
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紹介

世界が終わるとき、やってくる。
蘇我馬子も藤原道長も惚れ込んだ弥勒(みろく)信仰。五十六億七千万年後に降臨し人々を救う、未来仏とは何か?

広隆寺の国宝として有名な、弥勒菩薩半跏思惟像。弥勒とは、五十六億七千万年後に現れて衆生を救うという、阿弥陀や釈迦と並ぶ仏のことである。古代日本に伝わると、災害や飢饉と結びつき、末法思想(メシアニズム)として全国の民衆に広がった。戦後民俗学の泰斗が、中国・朝鮮との比較を通して、日本独自の弥勒信仰の歴史と民俗を復元し、日本文化の原型を描き出す。宗教民俗学を土台にした日本文化論!

【目次】
はじめに
第一章 民間伝承としての弥勒
第二章 宗教運動と弥勒
第三章 比較宗教論における弥勒
第四章 日本仏教と弥勒
第五章 鹿島信仰と弥勒
第六章 朝鮮半島と沖縄の弥勒
第七章 世直しと弥勒
第八章 大本教の中の弥勒
まとめ

著者プロフィール

宮田 登  (ミヤタ ノボル)  (著/文

1936-2000年。神奈川県に生まれる。東京教育大学文学部卒業。同大学大学院修了。筑波大学教授、神奈川大学教授などを歴任。筑波大学名誉教授。元日本民俗学会会長。文学博士。専攻は民俗学。民間信仰、都市民俗はじめ広汎なテーマで、歴史学等の周辺分野とも連携しながら業績をのこした。『日本の民俗学』『ミロク信仰の研究』など著作多数。学術文庫に『民俗学』がある。

旧版ISBN
9784333003730

上記内容は本書刊行時のものです。