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出版者情報
開墾地
発行:講談社
四六判
96ページ
定価
1,300円+税
- 書店発売日
- 2023年1月26日
- 登録日
- 2022年12月22日
- 最終更新日
- 2023年2月9日
書評掲載情報
2023-04-01 |
朝日新聞
朝刊 評者: 稲泉連(ノンフィクション作家) |
2023-03-12 |
産經新聞
朝刊 評者: 宮内悠介(作家) |
2023-02-05 |
読売新聞
朝刊 評者: 辛島デイヴィッド(早稲田大学准教授・作家・翻訳家) |
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紹介
何かを追いかけているのか、
それとも何かから逃げているのか。
父のルーツの言葉、母語の檻、未知なる日本語
父と息子、故郷へのそれぞれの想いが静かに共振する
留学先の日本から、サウスカロライナに帰郷したラッセル。
葛の繁茂した庭、南部ならではの湿気、耳に届く哀切な音楽――
青年は、遠くイランからこの地に根を下ろした父の来し方に想いを馳せる。
デビュー作『鴨川ランナー』で、言語と自己のはざまの揺らぎを描き、
京都文学賞を受賞。
越境文学の新たな領域をとらえる著者の、注目の最新刊。
上記内容は本書刊行時のものです。