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宇宙検閲官仮説 「裸の特異点」は隠されるか 真貝 寿明(著/文) - 講談社
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宇宙検閲官仮説 「裸の特異点」は隠されるか (ウチュウケンエツカンカセツ ハダカノトクイテンハカクサレルカ)

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発行:講談社
新書判
256ページ
定価 1,000円+税
ISBN
978-4-06-530995-7   COPY
ISBN 13
9784065309957   COPY
ISBN 10h
4-06-530995-6   COPY
ISBN 10
4065309956   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0242  
0:一般 2:新書 42:物理学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年1月16日
最終更新日
2023年5月26日
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紹介

すべての物理法則が破綻する「特異点」は、ふつうの宇宙であれば必ず発生する。物理学者にとってショッキングな
この事実を証明したのが、ロジャー・ペンローズの「特異点定理」だった。
しかし彼は、一方ではこんな「仮説」も提唱したーー本当に厄介な「裸の特異点」は、宇宙検閲官がブラックホール
で覆い隠してくれている、だからきっと大丈夫だ! 
はたしてこの仮説は、定理となりうるのか、それとも願望にすぎないのか? 物理学の存亡をかけた検証が始まった!

2020年ノーベル物理学賞の対象となった「特異点定理」を一般書で初めて解説し、一般相対性理論はみずから破綻する「宿命」であることを示しながら、宇宙検閲官仮説が本当に成立するか否かをスリリングに検証! そこからは、宇宙創成の謎解きにつながる数々の最先端の理論も「副産物」として生まれてくる! 映画『インターステラー』に描かれたブラックホールと特異点のリアルな姿がここにあります。

(本書の内容)
第1章 一般相対性理論とは
第2章 アインシュタイン方程式の解
第3章 特異点定理
第4章 宇宙検閲官仮説
第5章 特異点定理と宇宙検閲官仮説の副産物
 

著者プロフィール

真貝 寿明  (シンカイ ヒサアキ)  (著/文

1966年東京都生まれ。大阪工業大学情報科学部教授。理化学研究所客員研究員。博士(理学)。専門は一般相対性理論・宇宙物理学(ブラックホール、重力波、高次元宇宙など)・天文文化学(文化史と科学史の融合)。

上記内容は本書刊行時のものです。