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普通という異常 健常発達という病 兼本 浩祐(著/文) - 講談社
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普通という異常 健常発達という病 (フツウトイウイジョウ ケンジョウハッタツトイウヤマイ)

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発行:講談社
新書判
240ページ
定価 1,000円+税
ISBN
978-4-06-530538-6   COPY
ISBN 13
9784065305386   COPY
ISBN 10h
4-06-530538-1   COPY
ISBN 10
4065305381   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0247  
0:一般 2:新書 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年12月13日
最終更新日
2024年1月30日
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書評掲載情報

2023-04-29 毎日新聞  朝刊
評者: 斎藤環(精神科医)
2023-03-26 読売新聞  朝刊
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紹介

ADHDやASDを病いと呼ぶのなら、「普通」も同じように病いだーー

「色、金、名誉」にこだわり、周囲の承認に疲れてしまった人たち。
「いいね」によって、一つの「私」に束ねられる現代、極端な「普通」がもたらす「しんどさ」から抜け出すためのヒント

●「自分がどうしたいか」よりも「他人がどう見ているか気になって仕方がない」
●「いじわるコミュニケーション」という承認欲求
●流行へのとらわれ      
●対人希求性が過多になる「しんどさ」
●本音と建て前のやり取り
●社会のスタンダードから外れていないか不安
●ドーパミン移行過剰症としての健常発達
●親の「いいね」という魔法

「病」が、ある特性について、自分ないしは身近な他人が苦しむことを前提とした場合、ADHDやASDが病い的になることがあるのは間違いないでしょう。一方で、定型発達の特性を持つ人も負けず劣らず病い的になることがあるのではないか、この本で取り扱いたいのは、こういう疑問です。たとえば定型発達の特性が過剰な人が、「相手が自分をどうみているのかが気になって仕方がない」「自分は普通ではなくなったのではないか」という不安から矢も楯もたまらなくなってしまう場合、そうした定型発達の人の特性も病といってもいいのではないか、ということです。――「はじめに」より

上記内容は本書刊行時のものです。