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今を生きる思想 ミシェル・フーコー 権力の言いなりにならない生き方 箱田 徹(著/文) - 講談社
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今を生きる思想 ミシェル・フーコー 権力の言いなりにならない生き方 (イマヲイキルシソウ ミシェル・フーコー ケンリョクノイイナリニナラナイイキカタ)

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発行:講談社
新書判
112ページ
定価 800円+税
ISBN
978-4-06-530458-7   COPY
ISBN 13
9784065304587   COPY
ISBN 10h
4-06-530458-X   COPY
ISBN 10
406530458X   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0210  
0:一般 2:新書 10:哲学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年11月18日
最終更新日
2024年1月30日
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書評掲載情報

2023-02-26 読売新聞  朝刊
2023-02-25 毎日新聞  朝刊
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紹介

私たちはなぜこのような状況に置かれているのか?
何に我慢がならないのか?
こんなふうに統治されないためにはどうすればよいのか?

権力はあらゆる関係に遍在し、私たちの生を絡めとり、型にはめ、標準化する。そうした権力が織りなす現実を耐えがたいと感じたとき、状況を批判的に捉え、いまとは違った社会を、自分を、実現する道はどこにあるのか。権力の実態について徹底的に考え抜いた思想家の思考と闘争の軌跡から、その鍵を探る。
揺籃期にあった「新自由主義」についての先駆的分析も必見!

[本書のおもな内容]
●権力は「下」からつくられる
●学校・会社・病院は、人を「最適化」する装置である
●完全競争実現のため、新自由主義は社会(市場の外)に介入する
●私たち「ひとり企業家」の能力(スペック)向上の努力に終わりはない
●政治とは、自他の統治が入り乱れる「ゲーム」である
●主体には、つねに別の振る舞いをする力が備わっている
●批判とは、「このようには統治されない技術」である
●哲学的に生きるとは、社会を批判的に捉え、真実を言い、自分自身を変えること

[目次]
はじめに
第一章 権力は誘惑するーー権力と主体の生産
第二章 魂をどのように導くかーー規律的な導きから自己と他者の統治へ
第三章 人はみな企業であるーー新自由主義という新たな統治性
第四章 ほんとうの生を生きるーー対抗導きと集合的主体
読者案内
おわりに

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100ページで教養をイッキ読み!
現代新書の新シリーズ「現代新書100(ハンドレッド)」刊行開始!!

1:それは、どんな思想なのか(概論)
2:なぜ、その思想が生まれたのか(時代背景)
3:なぜ、その思想が今こそ読まれるべきなのか(現在への応用)

テーマを上記の3点に絞り、本文100ページ+αでコンパクトにまとめた、
「一気に読める教養新書」です!
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目次

はじめに
第一章 権力は誘惑するーー権力と主体の生産
第二章 魂をどのように導くかーー規律的な導きから自己と他者の統治へ
第三章 人はみな企業であるーー新自由主義という新たな統治性
第四章 ほんとうの生を生きるーー対抗導きと集合的主体
読書案内
おわりに

著者プロフィール

箱田 徹  (ハコダ テツ)  (著/文

1976年生まれ。京都大学経済学部経済学科卒業。神戸大学大学院人間文化科学専攻博士課程修了。博士(学術)。天理大学准教授。専門は思想史・現代社会論。著書に『フーコーの闘争』(慶應義塾大学出版会、2013年)、共著に『フーコー研究』(岩波書店、2021年)、『ミシェル・フーコー『コレージュ・ド・フランス講義』を読む』(水声社、2021年)、訳書にK・ロス『68年5月とその後』(航思社、2014年)、A・マルム『パイプライン爆破法』(月曜社、2021年)、共訳書にM・フーコー『悪をなし真実を言う』(河出書房新社、2015年)、A・ネグリ+M・ハート『アセンブリ』(岩波書店、2022年)、S・メッザードラ+B・ニールソン『方法としての境界』(共和国、近刊)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。