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出版者情報
この世の喜びよ
発行:講談社
四六判
144ページ
定価
1,500 円+税
1,650 円(税込)
- 書店発売日
- 2022年11月10日
- 登録日
- 2022年10月12日
- 最終更新日
- 2024年9月27日
書評掲載情報
2023-02-04 |
朝日新聞
朝刊 評者: 江南亜美子(京都芸術大学専任講師・書評家) |
2023-01-08 |
産經新聞
朝刊 評者: 川野里子(歌人) |
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紹介
第168回芥川賞受賞!
思い出すことは、世界に出会い直すこと。
静かな感動を呼ぶ傑作小説集。
娘たちが幼い頃、よく一緒に過ごした近所のショッピングセンター。その喪服売り場で働く「あなた」は、フードコートの常連の少女と知り合う。言葉にならない感情を呼びさましていく芥川賞受賞作「この世の喜びよ」をはじめとした作品集。
ほかに、ハウスメーカーの建売住宅にひとり体験宿泊する主婦を描く「マイホーム」、父子連れのキャンプに叔父と参加した少年が主人公の「キャンプ」を収録。
最初の小説集『ここはとても速い川』が、キノベス!2022年10位、野間文芸新人賞受賞。注目の新鋭がはなつ、待望の第二小説集。
二人の目にはきっと、あなたの知らない景色が広がっている。あなたは頷いた。こうして分からなかった言葉があっても、聞き返さないようになっていく。(表題作「この世の喜びよ」より)
上記内容は本書刊行時のものです。