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ゾンビ3.0 石川 智健(著/文) - 講談社
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ゾンビ3.0 (ゾンビ3.0)

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発行:講談社
四六変型判
350ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-06-528589-3   COPY
ISBN 13
9784065285893   COPY
ISBN 10h
4-06-528589-5   COPY
ISBN 10
4065285895   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年9月8日
最終更新日
2024年1月24日
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書評掲載情報

2023-01-15 読売新聞  朝刊
評者: 宮部みゆき(作家)
2022-12-11 産經新聞  朝刊
評者: 岡本健(近畿大学准教授)
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紹介

「呪いでもない。ウイルスでもない。ではなぜゾンビ化する? 
生命科学者なら誰もが知りながら誰も正面から書かなかったアイデアに感嘆した。
これは『パラサイト・イヴ2.0』でもある」──瀬名秀明氏に絶賛され、
さらにKゾンビが好調な韓国からのオファーによって日韓同時刊行を果たした、
ゾンビファン注目の書下ろしホラー長編!

香月百合は新宿区戸山の予防感染研究所に休日出勤する。研究熱心で優秀な下村翔太や、医学博士で女性所員憧れの加瀬祐司も出勤していた。日曜なのに全所員の8%ほどの計40人が研究所にいるようだ。席に着いてWHOのサイトに接続すると、気になる報告があった。アフガニスタンやシリアなどの紛争地域で人が突然気絶し、1分前後経つと狂暴になって人を襲い始めるという。しばらくすると研究所内の大型テレビに、現実とは思えないニュース映像が映った。人が人を襲う暴動が日本各地で起こっているというのだ。いや、世界中で。WHOの報告と関係があるのだろうか。研究所は2メートルの塀で囲われているが、外が騒がしくなってきた。テレビ画面に向かって所員が呟いた。「これゾンビでしょ」。

人類に与えられた7日間の試練とは!
【1日目】世界中でゾンビが発生。新宿区戸山の予防感染研究所に、香月(かづき)百合(ゆり)と下村、加瀬ら40人ほどが閉じ込められ、厚労省から原因究明の要請。外から一条という刑事も加わる。
【2日目】ゾンビに詳しい大学生・城田が外から加わる。ゾンビに****が認められる。
【3日目】****がゾンビ化。3人が襲われる。YouTubeでは***で闘う人々の姿が。
【4日目】ゾンビの遺体を解剖する。それでも原因は不明。*******は半分に減る。
【5日目】人とゾンビの*****を調べることに。(*はネタバレ回避)
──6日目、7日目を経て、ゾンビに覆いつくされたこの世界に審判が下される。

著者プロフィール

石川 智健  (イシカワ トモタケ)  (著/文

1985年神奈川県生まれ。25歳のときに書いた『グレイメン』で2011年に国際的小説アワードの「ゴールデン・エレファント賞」第2回大賞を受賞。’12年に同作品が日米韓で刊行となり、26歳で作家デビューを果たす。『エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守』は、経済学を絡めた斬新な警察小説として人気を博した。また’18年に『60(ロクジユウ) 誤判対策室』がドラマ化され、『20(ニジュウ) 誤判対策室』はそれに続く作品。その他の著書に『小鳥冬馬の心像』『法廷外弁護士・相楽圭 はじまりはモヒートで』『ため息に溺れる』『キリングクラブ』『第三者隠蔽機関』『本と踊れば恋をする』『この色を閉じ込める』『断罪 悪は夏の底に』『いたずらにモテる刑事の捜査報告書』『私はたゆたい、私はしずむ』『闇の余白』など。現在は医療系企業に勤めながら、執筆活動に励む。

上記内容は本書刊行時のものです。