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出版者情報
焦土の刑事
発行:講談社
文庫判
440ページ
定価
900円+税
- 書店発売日
- 2022年4月15日
- 登録日
- 2022年2月24日
- 最終更新日
- 2024年1月24日
書評掲載情報
2022-05-22 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
東京は壊れつつある。見慣れぬ街に変わりつつある――。
1945年。B29による空襲の翌朝、防空壕の中で女性の遺体が発見される。首には刃物による切り傷が。無数の遺体と目の前のたったひとつの遺体。
これは戦争ではない。個人に対する犯罪だ――。
捜査を進める京橋署刑事の高峰は署長から思わぬ言葉を聞かされる。「あれは、空襲の被害者だ」。殺人事件のもみ消し――そしてまた殺人が起きる。
高峰は、中学からの同級生で特高に籍をを置く海老沢とともに、終戦をまたいで「戦時下の殺人」の犯人を追い詰めていく。
警察小説の旗手が満を持して描く、壮大な警察大河シリーズ、ここに開幕。
- 旧版ISBN
-
9784065121528
上記内容は本書刊行時のものです。