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ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理) 関口 涼子(著/文) - 講談社
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ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理) (ベイルート961ジカン(トソレニトモナウ321サラノリョウリ))

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発行:講談社
四六判
280ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-06-526077-7   COPY
ISBN 13
9784065260777   COPY
ISBN 10h
4-06-526077-9   COPY
ISBN 10
4065260779   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年3月22日
最終更新日
2022年4月21日
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書評掲載情報

2022-12-24 朝日新聞  朝刊
評者: 金原ひとみ(小説家)
2022-12-24 朝日新聞  朝刊
評者: 江南亜美子(書評家)
2022-07-10 読売新聞  朝刊
評者: 柴崎友香(作家)
2022-06-18 朝日新聞  朝刊
評者: 江南亜美子(京都芸術大学専任講師・書評家)
2022-06-11 日本経済新聞  朝刊
評者: 阿古真理(生活史研究家)
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紹介

魂のための味覚、そして魂のための栄養素。それが人間にとっての「食」なのだと実感した。――ヤマザキマリ

ねたましい!これはぼくがするはずの旅であり、食べるはずの料理だ。ベイルートにつながるバグダッドの味、イスファハンの味。会ったことはないが、この作者は(彼女が認めてくれるなら)ぼくの分身である。――池澤夏樹

カタストロフを生き抜く食の力と、心揺さぶる街の記憶。五感のアーカイブとしての料理を描く珠玉のルポルタージュ・エッセイ。 

「料理の話をしてください」。戦争の傷跡が色濃く残る街で、翻訳家・作家の著者は人々が語る食べ物の話を聞く。多彩な声と仕草で語られる物語は、万華鏡のように街の肖像を描き出す。異なる民族、宗教、文化をもつ人々が一堂に会する理想の食卓は可能なのか。ベイルート、パリ、東京を往還しながら紡ぐ、多様性に満ちた「食」の思考。
フランスで刊行され高く評価された作品を著者自ら邦訳した待望の書。


著者プロフィール

関口 涼子  (セキグチ リョウコ)  (著/文

1970年東京生まれ。翻訳家、詩人、作家。フランス語と日本語で創作を行う。1989年、第26回現代詩手帖賞受賞。早稲田大学在学中の1993年、詩集『カシオペア・ペカ』を刊行。1997年、東京大学総合文化研究科比較文学比較文化専攻博士課程満期退学。その後パリに拠点を移し、フランス語で20数冊の著作、日本文学や漫画の翻訳を100冊以上刊行。2012年、フランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエを受章。2013年、ローマ賞受賞。著書に『カタストロフ前夜―パリで3・11を経験すること』、訳書にM・ウエルベック『セロトニン』、ダニエル・ヘラー=ローゼン『エコラリアス』、P・シャモワゾー『素晴らしきソリボ』(日本翻訳大賞受賞)などがある。2018年、フランス語で『Nagori』を刊行、4つの文学賞を受賞し、5ヵ国語に翻訳される。ピキエ社刊行の食をめぐる日本文学の叢書「Le Banquet (饗宴)」編集主幹。2022年、本書の仏語版で第42回フランス-レバノン文学賞審査委員特別を受賞。

上記内容は本書刊行時のものです。