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出版者情報
ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理)
発行:講談社
四六判
280ページ
定価
1,600円+税
- 書店発売日
- 2022年4月27日
- 登録日
- 2022年3月22日
- 最終更新日
- 2022年4月21日
書評掲載情報
2022-12-24 |
朝日新聞
朝刊 評者: 金原ひとみ(小説家) |
2022-12-24 |
朝日新聞
朝刊 評者: 江南亜美子(書評家) |
2022-07-10 |
読売新聞
朝刊 評者: 柴崎友香(作家) |
2022-06-18 |
朝日新聞
朝刊 評者: 江南亜美子(京都芸術大学専任講師・書評家) |
2022-06-11 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 阿古真理(生活史研究家) |
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紹介
魂のための味覚、そして魂のための栄養素。それが人間にとっての「食」なのだと実感した。――ヤマザキマリ
ねたましい!これはぼくがするはずの旅であり、食べるはずの料理だ。ベイルートにつながるバグダッドの味、イスファハンの味。会ったことはないが、この作者は(彼女が認めてくれるなら)ぼくの分身である。――池澤夏樹
カタストロフを生き抜く食の力と、心揺さぶる街の記憶。五感のアーカイブとしての料理を描く珠玉のルポルタージュ・エッセイ。
「料理の話をしてください」。戦争の傷跡が色濃く残る街で、翻訳家・作家の著者は人々が語る食べ物の話を聞く。多彩な声と仕草で語られる物語は、万華鏡のように街の肖像を描き出す。異なる民族、宗教、文化をもつ人々が一堂に会する理想の食卓は可能なのか。ベイルート、パリ、東京を往還しながら紡ぐ、多様性に満ちた「食」の思考。
フランスで刊行され高く評価された作品を著者自ら邦訳した待望の書。
上記内容は本書刊行時のものです。