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出版者情報
破蕾
発行:講談社
文庫判
192ページ
定価
640円+税
- 書店発売日
- 2021年11月16日
- 登録日
- 2021年9月29日
- 最終更新日
- 2024年9月18日
書評掲載情報
2022-01-08 |
朝日新聞
朝刊 評者: 澤田瞳子(小説家) |
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紹介
まさか、官能小説で泣くなんて!!!
現世の業に囚われた女たちを待ち受ける、淫靡で切なすぎる運命――。
山科理絵氏の豪華挿絵入りでおくる、禁断の「時代×官能」絵巻!!
旗本の屋敷に差し入れを届けたお咲。不相応な歓待に戸惑う中、ある女に科せられた「市中引廻し」の身代わりになれと命じられる。驚く間もなく緊縛された彼女を待ち受けていたのは、想像もしなかった淫靡な運命だった――。
「咲乱れ引廻しの花道」
「さぁ、もっと……わたくしをお聞き下さって」
夫の殺害未遂で囚われた芳乃(よしの)。その身体からは得も言われぬ薫香が漂い――。
「香華灯明、地獄の道連れ」
「どうせなら、こちらに来ませんか」
道場の娘・景(けい)が目にしたのは、睦(むつ)み合う二人の兄弟子の姿だった。
「別式女、追腹始末」
業に囚われた女たちの切なく儚い性を描いた傑作官能連作集!
目次
咲乱れ引廻しの花道
香華灯明、地獄の道連れ
別式女、追腹始末
あとがき
- 旧版ISBN
-
9784065122426
上記内容は本書刊行時のものです。