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経営・商学のための統計学入門 直感的な例題で学ぶ 竹内 広宜(著/文) - 講談社
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経営・商学のための統計学入門 直感的な例題で学ぶ (ケイエイ・ショウガクノタメノトウケイガクニュウモン チョッカンテキナレイダイデマナブ)

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発行:講談社
A5判
256ページ
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-06-525161-4   COPY
ISBN 13
9784065251614   COPY
ISBN 10h
4-06-525161-3   COPY
ISBN 10
4065251613   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C3033  
3:専門 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年8月11日
最終更新日
2024年2月16日
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紹介

【統計学はこんな場面で役に立つ】
経営戦略、顧客分析、マーケティングといったビジネス上の課題においては、たくさんの数値(データ)を扱う場面が必ず現れます。そんなときに必要となるのが「統計学」の知識です。

たとえば、過去のデータを根拠にして以下の問いに答えるには、どのような分析が有効でしょうか?
●広告費を増やすと、売上はどれだけ増えると期待できるか? 広告費を増やすのと営業部員を増やすのでは、どちらが効果的か?
●SNSによる情報発信の前後で売り上げは変化したか?
●工場の機械が不調をきたしているか?(製品のばらつきの範囲は誤差の範囲と言えるだろうか?)

本書では、こうしたトピックを例題として扱いながら、統計学の知識・手法を解説していきます。じつはむずかしい数式を覚えたりする必要はありません! 感覚的な理解を目指しながら、ていねいに説明しました。「数学は苦手で……」「自分、文系ですから」と、統計を避けがちな方にこそ読んでいただきたいです。

【学生にも社会人にも】
経営学や商学を専攻する大学生が「統計学」に入門するためテキストとして、また、社会人の独習書としてオススメです!

【本書の特徴】
数学的に厳密な理解を深めることよりも、手を動かすことを主眼においた内容です。まず簡単な例題を示し、その解説を掘り下げていくことで、確率・統計の知識や考え方を身につけられる構成となっています。理解の定着を図るため、例題を発展させた練習問題を多数用意し、解説・解答も掲載しました。また、手計算が難しい例題・練習問題については、表計算ソフト(エクセル)による解法を解説し、便利な関数を紹介しています。

【おもな内容】
 第0章 はじめに
第I部 データの全体像をつかむ
 第1章 データの可視化
 第2章 度数分布表・ヒストグラム
 第3章 代表値・分散
 第4章 散布図・相関係数
 第5章 単回帰分析
 第6章 重回帰分析
第II部 観測されたデータの起こりやすさを測る
 第7章 確率の定義と場合の数
 第8章 事象の関係と確率の計算
 第9章 条件付き確率とベイズの定理
第III部 観測されたデータの背景を知る
 第10章 確率変数、確率分布、期待値
 第11章 代表的な離散分布:二項分布
 第12章 代表的な連続分布1:正規分布
 第13章 代表的な連続分布2:カイ2乗分布とt分布
第IV部 データの背後にある確率分布を推測する
 第14章 標本調査と標本からの推定
 第15章 区間推定
 第16章 仮説検定

目次

第0章 はじめに――統計学の役割と本書の構成を知ろう

第I部 データの全体像をつかむ
第1章 データの可視化――数字の羅列をグラフにしよう
 1.1 グラフの描画
 1.2 グラフ作成の注意点と対数目盛
第2章 度数分布表・ヒストグラム――データの分布を可視化しよう
 2.1 集計
 2.2 度数分布表とヒストグラムのつくり方
第3章 代表値・分散――データ全体の特徴を数字で表そう
 3.1 代表値
 3.2 分散
第4章 散布図・相関係数――2つの変数を同時に扱おう
 4.1 2次元データ
 4.2 散布図
 4.3 相関係数
 4.4 相関係数の解釈
第5章 単回帰分析――2変数の関係を定式化しよう
 5.1 最小2乗法と単回帰分析
 5.2 回帰直線にもとづく予測
第6章 重回帰分析――複数の説明変数で目的変数を表そう
 6.1 重回帰分析
 6.2 重相関係数と決定係数
 6.3 多重共線性

第II部 観測されたデータの起こりやすさを測る
第7章 確率の定義と場合の数――確率的な現象を3種類の場合の数で表そう
 7.1 確率の定義
 7.2 場合の数
 7.3 場合の数を用いた確率の計算
第8章 事象の関係と確率の計算――計算を楽ちんにする事象のとらえ方を知ろう
 8.1 事象の関係
 8.2 確率の基本的性質
 8.3 余事象の関係を用いた確率の計算
第9章 条件付き確率とベイズの定理――影響し合う事象の確率を考えよう
 9.1 条件付き確率
 9.2 事象の独立
 9.3 結果から原因の確率を求める

第III部 観測されたデータの背景を知る
第10章 確率変数、確率分布、期待値
 10.1 確率変数
 10.2 確率分布
 10.3 期待値
 10.4 分散
第11章 代表的な離散分布:二項分布
 11.1 二項分布
 11.2 二項分布の期待値・分散
第12章 代表的な連続分布1:正規分布
 12.1 正規分布
 12.2 任意の正規分布の確率を求める
第13章 代表的な連続分布2:カイ2乗分布とt分布
 13.1 カイ2乗分布(1)――カイ2乗統計量とは
 13.2 カイ2乗分布(2)――分割表を使う考え方
 13.3 t分布

第IV部 データの背後にある確率分布を推測する
第14章 標本調査と標本からの推定
 14.1 標本調査とは
 14.2 大数の法則・中心極限定理
第15章 区間推定
 15.1 区間推定の考え方(1)――分散が既知の正規分布の平均を推定する
 15.2 区間推定の考え方(2)――分散が未知の正規分布の平均を推定する
第16章 仮説検定
 16.1 仮説検定の考え方
 16.2 t検定
 16.3 カイ2乗検定(適合度検定)

著者プロフィール

竹内 広宜  (タケウチ ヒロノリ)  (著/文

武蔵大学 経済学部経営学科 教授

上記内容は本書刊行時のものです。