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出版者情報
物語消費論 「ビックリマン」の神話学
発行:星海社
新書判
288ページ
定価
1,000円+税
- 書店発売日
- 2021年7月23日
- 登録日
- 2021年6月9日
- 最終更新日
- 2021年7月19日
紹介
現代おたく文化論の原点を成す物語消費論がこの一冊に!
本書は「物語消費」という概念を新たに提示した記念碑的な消費社会論である。かつて80年代の子供たちを虜にした「ビックリマンチョコ」は、チョコレートとしての商品価値ではなく、その背後に存在する「物語」によって人気を爆発的なものにした。商品の消費を通じて日本中に広がっていく都市伝説や、「小さな物語」としての同人誌文化など、現代に続く80年代当時の様子が生々しく浮かび上がる歴史を記録した一冊であるとともに、「モノ」と戯れ続ける消費社会の行き着く先を大塚英志が予見した、批評史においても画期を成す一冊である。
上記内容は本書刊行時のものです。