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貝に続く場所にて 石沢 麻依(著/文) - 講談社
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貝に続く場所にて (カイニツヅクバショニテ)

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発行:講談社
四六判
162ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-06-524188-2   COPY
ISBN 13
9784065241882   COPY
ISBN 10h
4-06-524188-X   COPY
ISBN 10
406524188X   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年6月14日
最終更新日
2024年1月24日
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書評掲載情報

2021-12-26 産經新聞  朝刊
評者: 富岡幸一郎(文芸評論家)
2021-09-04 日本経済新聞  朝刊
評者: 清水良典(文芸評論家)
2021-08-29 産經新聞  朝刊
評者: 高橋敏夫(早稲田大学教授・文芸評論家)
2021-07-31 朝日新聞  朝刊
評者: 江南亜美子(京都芸術大学専任講師・書評家)
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紹介

第165回芥川賞受賞!第64回群像新人文学賞受賞のデビュー作。
コロナ禍が影を落とす異国の街に、9年前の光景が重なり合う。ドイツの学術都市に暮らす私の元に、震災で行方不明になったはずの友人が現れる。人と場所の記憶に向かい合い、静謐な祈りを込めて描く鎮魂の物語。

(群像新人文学賞 選評より)
記憶や内面、歴史や時間、ここと別のところなど、何層にも重なり合う世界を、今、この場所として描くことに挑んでいる小説 ーー柴崎友香氏

人文的教養溢れる大人の傑作
曖昧な記憶を磨き上げ、それを丹念なコトバのオブジェに加工するという独自の祈りの手法を開発した ――島田雅彦氏

犠牲者ではない語り手を用意して、生者でも死者でもない「行方不明者」に焦点を絞った点で、すばらしい。清潔感がある。 ーー古川日出男氏

著者プロフィール

石沢 麻依  (イシザワ マイ)  (著/文

いしざわ・まい
1980年、宮城県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、ドイツ在住。2021年、「貝に続く場所にて」で第64回群像新人文学賞を受賞。同作が第165回芥川賞候補作となる。

上記内容は本書刊行時のものです。