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スペース・コロニー 宇宙で暮らす方法 向井 千秋(著/文 | 監修) - 講談社
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スペース・コロニー 宇宙で暮らす方法 (スペースコロニー ウチュウデクラスホウホウ)

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発行:講談社
新書判
256ページ
定価 1,000円+税
ISBN
978-4-06-523566-9   COPY
ISBN 13
9784065235669   COPY
ISBN 10h
4-06-523566-9   COPY
ISBN 10
4065235669   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0250  
0:一般 2:新書 50:工学・工学総記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年4月9日
最終更新日
2024年1月24日
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書評掲載情報

2021-07-11 読売新聞  朝刊
2021-07-03 日本経済新聞  朝刊
2021-06-05 朝日新聞  朝刊
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紹介

NASA,JAXA、ESA(欧州宇宙機関)、さらにSpaceX社やブルーオリジン社などの民間企業との連携のもと、現在、月軌道上の滞在施設「ゲートウェイ」の建設が進められています。アルテミス計画と名付けられたこの計画では、さらには火星探査の前哨基地となる月面基地建設もはじめられているのです。
日本でも2020年秋から野口聡一宇宙飛行士が、2021年4月から星出彰彦宇宙飛行士が、ISS(国際宇宙ステーション)に滞在しています。さらに2021年秋には、JAXAによる新たな宇宙飛行士の募集も始まる予定です!
宇宙で人が暮らす時代が、もはやSFのものではなく始まっているのです!

「宇宙で人が暮らすためには?」
水・食料・エネルギーの確保は? 心身の健康や環境維持は?……極限の閉鎖環境の中で人が暮らすためには、さまざまな技術が高いレベルで要求されます。
この人類史に残る計画に向けて設立された「東京理科大学 スペース・コロニー研究センター」。
この研究所の研究・開発をもとに、実際にスペースシャトルでのミッションを行った向井千秋宇宙飛行士がその詳細を徹底解説。
人類の「宇宙生活」のために進められている技術開発の最前線を、それぞれのtopixごとに詳細な図版とともに紹介します!

目次

目次

まえがき
第1章 人が宇宙で暮らす時代が始まっている!
1-1 宇宙に飛び出した人類
1-2 ヒトが宇宙に行ってわかったこと
1-3 これから始まる、新たな宇宙への挑戦
1-4 スペース・コロニーを造るには
1-5 宇宙開発時代が始まった! 近未来の宇宙探査計画

第2章 長期宇宙滞在で遭遇する困難な課題
2-1 重力場に関する課題
2-2 無重力下で血液はどう巡るのか
2-3 宇宙での生活の質はーー孤立と幽閉、不適合と閉鎖環境
2-4 宇宙放射線
2-5 地球からの距離

第3章 宇宙で暮らすためには
3-1 居住環境をどう造るのか
3-2 宇宙で働くロボット
3-3 ウェアラブル・デバイス
3-4 バイオ燃料電池の仕組み
3-5 有人宇宙飛行中のトレーニング向け・自動駆動型ウェアラブル・デバイス

第4章 宇宙農業への挑戦ーースペースアグリ技術
4-1 宇宙で食料を得るには
4-2 宇宙農場を目指した各国の開発動向
4-2-1 ロシア 4-2-2 米国 4-2-3 欧州 4-2-4 中国 4-2-5 日本
4-3 宇宙レタスが食べられる日
4-4 「水中プラズマ」技術で防藻・防カビへ
4-5 月面農場はこうなる!?

第5章 スペース・コロニーの電力源ーー創・蓄エネルギー技術
5-1 宇宙用太陽電池
5-2 安い、強い、曲がる、高効率
5-3 IoTデバイス向け透明太陽電池の開発
5-4 熱電変換素子による発電
5-5 フライホイールによる蓄電

第6章 水・空気再生技術
6-1 環境制御・生命維持システム(ECLSS)
6-2 ISSの空気系サブシステム
6-3 宇宙服のECLSS
6-4 光触媒

おわりにーー 人類の未来に向けて

執筆者一覧
参考文献
さくいん

著者プロフィール

向井 千秋  (ムカイ チアキ)  (著/文 | 監修

むかい・ちあき。1952年、群馬県生まれ。日本人女性初の宇宙飛行士。慶應義塾大学医学部卒業、医学博士。
1994年にスペースシャトル・コロンビア号、1998年にスペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗した。その後、国際宇宙大学客員教授、宇宙航空研究開発機構特任参与、宇宙医学研究センター長、日本学術会議副会長を歴任。2015年から東京理科大学特任副学長兼 スペース・コロニー研究センター長。

東京理科大学 スペース・コロニー研究センター  (トウキョウリカダイガク スペース・コロニーケンキュウセンター)  (著/文 | 編集

人類のフロンティアである宇宙開発に不可欠な、極限的閉鎖環境において人間が長期間滞在するために必要な技術の研究開発拠点として設立。東京理科大学の異分野融合研究のノウハウを活かし、人工衛星の部品開発、機能性材料、創エネルギー、建築、IoT・センサーなどの技術を結集した研究所としてしられる。

上記内容は本書刊行時のものです。