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人間であることをやめるな 半藤 一利(著/文) - 講談社
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人間であることをやめるな (ニンゲンデアルコトヲヤメルナ)

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発行:講談社
四六変型判
162ページ
定価 1,300円+税
ISBN
978-4-06-523552-2   COPY
ISBN 13
9784065235522   COPY
ISBN 10h
4-06-523552-9   COPY
ISBN 10
4065235529   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年3月25日
最終更新日
2024年2月16日
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書評掲載情報

2021-12-18 毎日新聞  朝刊
評者: 磯田道史(国際日本文化研究センター教授・日本近世・近代史)
2021-07-03 朝日新聞  朝刊
評者: 保阪正康(ノンフィクション作家)
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紹介

いまの日本は「天上大風」、すなわち、ものすごい勢いで荒々しく吹きまくる嵐のまっ只中にある。解決する道はなかなかみつからない。中国がどうの北朝鮮がどうのということではなく、日本国そのものが大転換期、解体しつつある、先行きは不安ばかり、といってもいい。そうした「行き止まり」のときに、日本人は、とくに若い人たちは、どう生きたらいいのか。
そうなんです。明日に光明をもてない、「行き止まり」であればあるほど、物事をきちんと考え、真面目に、自分のなすべきことを困りつつウンウンと唸ってやりつづけながら、君たちは人間であることをやめないで生きなさい、と。
──ことし1月12日に長逝された半藤一利さんが生涯の最後まで訴え続けたこと。それは「歴史に学べ」ということでした。本書は半藤さんがものした数多くの文章や講演から、そのエッセンスを集約したものです。
明治人のリアリズム、大正期の石橋湛山が示す理想のパワー、昭和天皇の懊悩、そして宮崎駿の投げかける問い。昭和史研究の第一人者が残した軽妙にみえて重い言葉です。

目次

墨子と龍馬と
明治の将星のリアリズム
石橋湛山と言論の自由
昭和天皇の懊悩と歴史探偵の眼
人間であることをやめるな

著者プロフィール

半藤 一利  (ハンドウ カズトシ)  (著/文

半藤一利(はんどう・かずとし)
1930年東京向島生まれ。15歳で東京大空襲に遭遇、九死に一生を得る。東京大学を卒業し、文藝春秋に入社。『週刊文春』『文藝春秋』などの編集長、出版局長、専務取締役を歴任。退任後本格的に作家活動に入り、昭和史研究の第一人者、「歴史探偵」として知られる。2021年1月12日逝去。『日本のいちばん長い日 決定版』『ノモンハンの夏』『昭和史』『漱石先生ぞな、もし』など著書多数。

上記内容は本書刊行時のものです。