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島田荘司選 日華ミステリーアンソロジー 島田 荘司(著/文) - 講談社
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島田荘司選 日華ミステリーアンソロジー (シマダソウジセン ニッカミステリーアンソロジー)

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発行:講談社
四六判
418ページ
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-06-523024-4   COPY
ISBN 13
9784065230244   COPY
ISBN 10h
4-06-523024-1   COPY
ISBN 10
4065230241   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年2月25日
最終更新日
2021年3月31日
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紹介

島田荘司、陳浩基、知念実希人、陸秋槎、林千早、石黒順子、小野家由佳の7名の作家によるアンソロジー。翻訳は『ディオゲネス変奏曲』や『元年春之祭』などを手掛けた稲村文吾氏。

台湾の金車・島田荘司推理小説賞の出世頭、陳浩基氏と、日本の福山ミステリー文学新人賞の出世頭、知念実希人氏(略)勢いのある二人の書き下ろし作を獅子のお頭に仕立てて、上り調子の書き手たちの新作や、未発表作(略)、将来有望な才能たちの習作などを後方にしたがわせて、いわば獅子舞を目論んだというところである。(島田荘司氏 前書きより)

著者プロフィール

島田 荘司  (シマダ ソウジ)  (著/文

●著者紹介
1948年広島県福山市生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』で衝撃のデビューを果たして以来、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』など50作以上に登場する探偵・御手洗潔シリーズや、『奇想、天を動かす』などの刑事・吉敷竹史シリーズで圧倒的な人気を博す。2008年、日本ミステリー文学大賞を受賞。また「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」や「本格ミステリー『ベテラン新人』発掘プロジェクト」、台湾にて中国語による「金車・島田荘司推理小説賞」の選考委員を務めるなど、国境を越えた新しい才能の発掘と育成に尽力。日本の本格ミステリーの海外への翻訳や紹介にも積極的に取り組んでいる。

陳 浩基  (チン コウキ)  (著/文

●著者紹介
1975年生まれ。香港中文大学計算機学科卒。台湾推理作家協会の海外会員。2008年、短篇「ジャックと豆の木殺人事件」が台湾推理作家協会賞の最終候補となり、翌年「青髭公の密室」で同賞受賞。2011年『世界を売った男』で第2回島田荘司推理小説賞を受賞。2014年の連作中篇集『13・67』は台北国際ブックフェア大賞など複数の文学賞を受賞し、十数ヵ国で翻訳が進められ国際的な評価を受ける。2017年刊行の邦訳版(文藝春秋)も複数の賞に選ばれ、2020年刊行の邦訳の『網内人』(文藝春秋)とならび各ミステリランキングにランクインした。ほかの邦訳書に自選短篇集『ディオゲネス変奏曲』(早川書房)がある。

知念 実希人  (チネン ミキト)  (著/文

●著者紹介
1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。2012年、同作を改題、『誰がための刃』(講談社、後に『レゾンデートル』実業之日本社)で作家デビュー。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、2015年『仮面病棟』(実業之日本社)が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーに。『崩れる脳を抱きしめて』(実業之日本社)『ひとつむぎの手』(新潮社)で、2018年、2019年、2020年本屋大賞連続ノミネート。近著では『傷痕のメッセージ』(KADOKAWA)がある。

陸 秋槎  (リク シュウサ)  (著/文

●著者紹介
1988年北京生まれ。復旦大学古籍研究所において中国古典文献学の修士号を取得。在学中は復旦大学推理協会に所属。2014年、雑誌『歳月・推理』の主催する第二回華文推理大奨賽(華文ミステリ大賞)で短篇「前奏曲」が最優秀新人賞を受賞。島田荘司推理小説賞応募作を改稿した『元年春之祭』で2016年に長篇デビュー。2018年に刊行された『元年春之祭』邦訳版(早川書房)は、2019年本屋大賞翻訳小説部門第2位ほか高い評価を得る。ほかの邦訳書に『雪が白いとき、かつそのときに限り』『文学少女対数学少女』(ともに早川書房)がある。金沢在住。

林 千早  (ハヤシ チハヤ)  (著/文

●著者紹介
1989年上海生まれ。同済大学英文学部卒業後,復旦大学古籍研究所において中国古典文献学の修士号を取得。大阪大学大学院文学研究科(インド哲学研究室)博士後期課程在学中。 深緑野分や梓崎優の作品を意識した「杣径」は修士在学中に個人出版の電子書籍として発表、復旦大学推理協会の会誌に収録された。 2021年現在大阪に在住、専攻するヴェーダ学の知識を生かした長篇を準備中。日本語書籍からの翻訳にも携わり、手がけた作品に相沢沙呼『マツリカ・マハリタ』(原著 角川書店)、宮崎市定、礪波護 編『中国史の名君と宰相』(原著 中央公論新社)がある。

石黒 順子  (イシグロ ヨリコ)  (著/文

●著者紹介
山形県酒田市出身。群馬大学医療技術短期大学部看護学科卒。総合病院勤務後、訪問看護を経験。2017年、島田荘司氏の推薦を受けた『訪問看護師さゆりの探偵ノート』(講談社)でデビュー。

小野家 由佳  (オノイエ ユカ)  (著/文

●著者紹介
1994年愛知県生まれ。成城大学卒。〈翻訳ミステリー大賞シンジケート〉で「乱読クライム・ノヴェル」を連載の他、『ミステリマガジン』、早川書房noteで書評を執筆。『ミステリーズ!』No.104では「ロジャー・シェリンガム長編ブックガイド」を担当する。

上記内容は本書刊行時のものです。