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APD(聴覚情報処理障害)がわかる本 聞きとる力の高め方 小渕 千絵(監修) - 講談社
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APD(聴覚情報処理障害)がわかる本 聞きとる力の高め方 (エーピーディー(チョウカクジョウホウショリショウガイ)ガワカルホン キキトルチカラノタカメカタ)

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発行:講談社
B5判
102ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-06-522775-6   COPY
ISBN 13
9784065227756   COPY
ISBN 10h
4-06-522775-5   COPY
ISBN 10
4065227755   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C2347  
2:実用 3:全集・双書 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年2月9日
最終更新日
2021年3月31日
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紹介

【ひと目でわかるイラスト図解】

【難聴とはどう違う? 発達障害との関係は?】
相手の声は聞こえるけれど、なにを言っているか聞きとりにくい。
しかし、聴力検査では異常が認められない――その症状、もしかしたら
「APD(聴覚情報処理障害)」かもしれません。

「聞きとりにくい」という症状がもたらす問題は、なかなか理解されません。
知的な発達の遅れや認知症などの影響で言葉が理解できない状態とは違います。
雑音があるところなどで「聞きとりが悪い」だけなのです。
「人の話を聞いていない」「聞いていないフリをする」などと
思われることもありますが、わざとではありません。
学校や社会生活でとても苦しい経験をしていても、
適切な対応・対処を受けられずにいる人が多くいます。

また、APDの大半は子どもの頃から生じています。
子どもの場合は自分で自分の困りごとに気づきにくいため、
周囲の大人の気づきが大切です。

聞きとりにくさは、環境や周囲の人の理解と対応で大きく改善します。
本書では、症状の特徴、原因や背景、支援方法をイラスト図解でわかりやすく紹介。
APDへの理解が深まる一冊です。

【内容構成】
第1章 もしかしたらAPD?――症状に気づく
第2章 本当にAPD?――難聴と区別する
第3章 APDの原因と対応の基本
第4章 子どものAPD症状に対処する
第5章 大人のAPD症状に対処する

【主なポイント】
*APDとは聞こえるが、聞きとりにくい状態
*APDの症状がある人は日本で120万人!?
*「聞きとりにくさ」は深刻な問題をもたらすことも
*軽度難聴、加齢性難聴との違い
*原因の多くは病気ではなく、本人の特性の影響
*年齢によって対応のしかたは変わる
*周囲の理解と協力が症状を軽くする
*APDに気づくためのチェックリストとテスト音源を紹介

著者プロフィール

小渕 千絵  (オブチ チエ)  (監修

小渕千絵(おぶち・ちえ)
国際医療福祉大学成田保健医療学部言語聴覚学科教授。1974東京生まれ。立教大学文学部心理学科卒業。東京学芸大学大学院教育学研究科、筑波大学大学院心身障害学研究科修了、博士(心身障害学)取得。川口市立医療センターリハビリテーション科、埼玉医科大学病院小児科などで言語聴覚士として勤務ののち、2000年より国際医療福祉大学。同大学保健医療学部言語聴覚学科准教授を経て、2020年より現職。あわせて国際医療福祉大学クリニック言語聴覚センターなどで聞こえにくさの相談・指導などを担当(2020年3月まで)。APD(聴覚情報処理障害)研究の第一人者として活躍中。著書に『APD「音は聞こえているのに聞きとれない」人たち――聴覚情報処理障害(APD)とうまくつきあう方法』(さくら舎)、共編著書に『きこえているのにわからない APD[聴覚情報処理障害]の理解と支援』(学苑社)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。