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ファクトで読む米中新冷戦とアフター・コロナ 近藤 大介(著/文) - 講談社
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ファクトで読む米中新冷戦とアフター・コロナ (ファクトデヨムベイチュウシンレイセントアフターコロナ)

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発行:講談社
新書判
256ページ
定価 900円+税
ISBN
978-4-06-522563-9   COPY
ISBN 13
9784065225639   COPY
ISBN 10h
4-06-522563-9   COPY
ISBN 10
4065225639   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0231  
0:一般 2:新書 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年12月14日
最終更新日
2024年1月24日
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書評掲載情報

2021-02-20 毎日新聞  朝刊
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紹介

巨大化する中国。迎え撃つ米国。
新たな冷戦の水面下で忍び寄る〈七つの戦争〉。

覇権と覇権のはざまを、
日本はこうして泳ぎ抜く!

   -----   -----   -----

コロナ敗戦国、日本。
感染症危機に襲われながらも無為無策で通した我が国は、防衛力、行政効率、政治指導力、ありとあらゆる実力の程度を露呈させ、危機管理能力の欠如を知らしめてしまった。

にもかかわらず日本は、ますます覇権国化する中国と、それを迎え撃つアメリカとのはざまに位置する運命から逃れることができない。

覇権と覇権のはざまで脅かされる新冷戦時代を、我々は泳ぎ抜くことができるのか。

本書は親中でも反中でもなく、
ファクトから米中〈七つの戦争〉を分析し、
日中韓台4か国を俯瞰することで日本のサバイバル戦略を提示する。

【 それでも、日本なら生き抜ける! 】



◆本書の内容◆

【第1章】米中、七つの戦争
習近平の長期政権は「台湾統一」を前提にした了解事項だ――。
(1)貿易、(2)技術、(3)人権、(4)金融、(5)コロナ、(6)外交、そして最後に(7)軍事。台湾有事まで視野に入れて、〈七つの戦争〉の行く末を予測する。

【第2章】「コロナ対応」の東アジア比較
コロナ対応では日本が「一人負け」――。
日本・中国・韓国・台湾、4ヵ国のコロナ対応を比較検討し、日本が克服しなければいけない課題を明らかにする。

【第3章】韓国と台湾を見ると5年後の日本がわかる
韓国と台湾を襲う「激震」に日本もやがて直面する――。
中国の巨大化と米中激突の影響を真っ先にこうむる韓国と台湾はその対応策でも先を行く。日本が学べることは何か?

【第4章】日本は中国とどう付き合うか
アフター・コロナの時代だからこそ「幸福な日本」になることができる――。
日本にとって譲れるもの、譲ってはならないものを腑分けしながら、戦略的な曖昧さを貫徹する方策を提示する。

目次

はじめに
第1章 米中、七つの戦争
第2章 「コロナ対応」の東アジア比較
第3章 韓国と台湾を見ると5年後の日本がわかる
第4章 日本は中国とどう付き合うか

著者プロフィール

近藤 大介  (コンドウ ダイスケ)  (著/文

1965年生まれ。埼玉県出身。東京大学卒業。国際情報学修士。講談社入社後、中国、朝鮮半島を中心とする東アジア取材をライフワークとする。講談社(北京)文化有限公司副社長を経て、現在、『週刊現代』編集次長(特別編集委員)。Webメディア『現代ビジネス』コラムニスト。『現代ビジネス』に連載中の「北京のランダム・ウォーカー」は日本で最も読まれる中国関連ニュースとして知られる。2008年より明治大学講師(東アジア論)も兼任。2019年に『ファーウェイと米中5G戦争』(講談社+α新書)で岡倉天心記念賞を受賞。他に『アジア燃ゆ』(MdN新書)『未来の中国年表』『パックス・チャイナ 中華帝国の野望』(ともに講談社現代新書)など著書多数。

上記内容は本書刊行時のものです。