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認知バイアス 心に潜むふしぎな働き 鈴木 宏昭(著/文) - 講談社
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認知バイアス 心に潜むふしぎな働き (ニンチバイアス ココロニヒソムフシギナハタラキ)

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発行:講談社
新書判
264ページ
定価 1,000円+税
ISBN
978-4-06-521951-5   COPY
ISBN 13
9784065219515   COPY
ISBN 10h
4-06-521951-5   COPY
ISBN 10
4065219515   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0211  
0:一般 2:新書 11:心理(学)
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年9月25日
最終更新日
2025年2月27日
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書評掲載情報

2025-02-16 読売新聞  朝刊
評者: 岡ノ谷一夫(生物心理学者)
2020-11-22 読売新聞  朝刊
評者: 飯間浩明(国語辞典編纂者)
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紹介

「なぜあの時あれを見逃してしまったのか」「なぜこんなものを買ってしまったのか」「どうしてあんな簡単な問題が解けなかったのか」---誰しもが日常的に経験しているであろう、なぜか誤って認識したり、いつもならするはずのない判断や行動。それはなぜ起こるのか。このようなふつうの行動に現れる心の働きの偏り、歪みのようなものである「認知バイアス」について、わかりやすい事例を挙げて解説します。
認知バイアスという言葉は、一般的にも時々使われるようになってきて、なんだかよくわからないけど間違ってしまった、おかしなことをしてしまった、というときに認知バイアスという言葉で片付けようとする安易な解決も見られがちですが、著者は、「知」を身体、社会、感情、環境なども取り込んでトータルな人間の理解を深めようとする認知科学に基づき、理論的に分析しています。また、なぜ誤るのか、そして誤ることには意義があるのか、それは何なのかを解き明かします。
認知メカニズムは、ある状況では賢い判断をするように働き、ある状況では愚かな判断を生み出す。つまり人間は賢いようで愚かで、愚かなようで賢いものであるということがわかる1冊。
第1章 注意と記憶のバイアス:チェンジ・ブラインドネスと虚偽の記憶
第2章 リスク認知に潜むバイアス:利用可能性ヒューリスティック
第3章 概念に潜むバイアス:代表性ヒューリスティック
第4章 思考に潜むバイアス:確証バイアス
第5章 自己決定というバイアス
第6章 言語がもたらすバイアス
第7章 創造(について)のバイアス
第8章 共同に関わるバイアス
第9章「認知バイアス」というバイアス

目次

第1章 注意と記憶のバイアス
第2章 リスク認知に潜むバイアス
第3章 概念に潜むバイアス
第4章 思考に潜むバイアス
第5章 自己決定というバイアス
第6章 言語がもたらすバイアス
第7章 創造(について)のバイアス
第8章 共同に関わるバイアス
第9章「認知バイアス」というバイアス

著者プロフィール

鈴木 宏昭  (スズキ ヒロアキ)  (著/文

青山学院大学 教育人間科学部教育学科教授。博士(教育学)。
1958年生まれ。東京大学大学院単位取得退学。東京工業大学助手、エジンバラ大学客員研究員などを経て、2009年より現職。日本認知科学会フェロー、人工知能学会、日本心理学会、Cognitive Science Society各会員。著書に『類似と思考 改訂版』(ちくま学芸文庫)、『教養としての認知科学』(東京大学出版会)ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。