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問題発見力を鍛える 細谷 功(著/文) - 講談社
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問題発見力を鍛える (モンダイハッケンリョクヲキタエル)

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発行:講談社
新書判
200ページ
定価 900円+税
ISBN
978-4-06-520890-8   COPY
ISBN 13
9784065208908   COPY
ISBN 10h
4-06-520890-4   COPY
ISBN 10
4065208904   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0234  
0:一般 2:新書 34:経営
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年7月10日
最終更新日
2024年1月24日
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紹介

「2月と8月はものが売れない」「アメリカで流行ったことが1年遅れて日本で流行る」
よく言われるこんな「ビジネスの常識」を貴方は疑ったことがありますか?
「そんなの常識だよ」とわかったふりして思考停止していませんか?

デジタルの進化と新型コロナ問題で、もはや何が起こるかわからない、いままでの常識が通じない時代(VUCAの時代というそうです)が一気にやってきました。これに立ち向かうには自分の頭で考えて、問題・課題を発見する能力が不可欠です。

あの『ノートの魔力』で絶賛された『具体と抽象』はじめ、「アナロジー思考」「メタ思考」などを平易に解説したビジネス思考法のベストセラーを書いてきた著者が、「問題発見力」を切り口に、様々な思考法を解説します。

●「なぜ」をくりかえすことで次元が上がり問題発見になる
●常識を疑え、多数派を疑え、経験はむしろ邪魔
●「変える」ことに価値がある
●コミュニケーション上の問題は「具体と抽象」のギャップから生まれる
●認知の歪みがあることを常に意識せよ
●自分の頭で考えるとは「具体と抽象」を往復すること
●「こうなればもっとよくなるのに」と考える習慣をつける
●とにかく「なぜ?」と問い続けよう。「Why」は何度も繰り返せる
●「偏在」「ギャップ」を見つけるのが問題発見のコツ
●できるだけ「遠く」から、できるだけ「意外な領域」から真似しよう
●「そんなの常識だ」と言う前にその理由を考える
●自分が見ている風景と他人が見ている風景のギャップを見る
●物事を一つ上の視点から、自分自身を上空から見てみよう
●問題発見力は「鍛える」より「必要以上に殺さない」ほうが重要
●会議中スマホを見る人、時間を守らない人を怒ってはいけない
●文句ばかり言っている人は意外に貴重
●「何か考えて提案して」と上司や顧客に言われたら上位目的を考える
●新しいビジネスの多くは「偏りの解決」がヒントとなる

などなど、VUCAの時代の「脳の使い方」を解説します。あっという間に読めますが、本が擦り切れるまで繰り返し読んでもらえれば、周りの人より「ビジネス目線」が少し「上位から」に変わってくるはずです。

目次より
第1章 なぜ問題発見力が問われる時代になったのか
第2章 問題発見は常識を疑うことから始まる
第3章 問題発見とは新しい「変数」を考えること
第4章 「ギャップ」に問題発見のヒントあり
第5章 「具体と抽象」を駆使して自分の頭で考える
終章  問題発見力を鍛えるために今後やるべきこと

目次

第1章  なぜ問題発見力が問われる時代になったのか
1  VUCAの時代に必要な「問題発見力」を高める思考回路とは
2 「獲物」を見つける力が必要な時代に真っ先に考えるべきこと
3  なぜAI時代に問題発見の重要性が増すのか?
4  本当に解くべき問題は何なのか? 「疑う力」で、真の問題を発見する 
第2章   問題発見は常識を疑うことから始まる
5  「自分がダメだという自覚のない人」が思考停止する理由
6  「スマホをいじりながら話を聞く人」に怒ってはいけない理由
7 「常識を打ち破れる人」には共通点がある
8 「非常識人」になるための5つの基本
第3章 問題発見とは新しい「変数」を考えること
9 なぜ「なぜ? は何度も繰り返すべき」か「WHY」の特殊性
10 問題発見とは新しい「変数」を考えること
11 問題発見の仕方を体系的に理解する方法
12 「ポジティブな文句を言う」ことが問題発見のコツ
第4章 「ギャップ」に問題発見のヒントあり
13 「顧客の期待値をコントロールする」重要性に気づいていますか
14 新しいビジネスは「偏在」を発見することから生まれる
15 ますます重要になる「アナロジー思考」
16 簡単に真似されないビジネスを生む発想法
第5章 「具体と抽象」を駆使して自分の頭で考える
17 「線を引く」ことの功罪を理解する
18 「具体なのか抽象なのか」を常に意識する
19 コミュニケーション上の問題は「具体と抽象」のギャップから生まれる
20 認知の歪み=バイアスから問題を見つける
21 メタ認知でバイアスから脱する
終章 問題発見力を鍛えるために今後やるべきこと
22 問題発見力をめぐるジレンマを解消するには
23 問題発見力を上げるために普段から意識しておくこと

著者プロフィール

細谷 功  (ホソヤ イサオ)  (著/文

ほそやいさお
1964年、神奈川県生まれ。東京大学工学部卒業後、東芝でエンジニアとして勤務後、アーンスト&ヤング・コンサルティング(クニエの前身)に入社、ビジネスコンサルタントの世界へ。2009年よりクニエのマネージングディレクター、2012年より同社コンサルティングフェロー。現在は問題解決や思考に関する講演やセミナーを国内外の大学や企業などに対して実施している。 『地頭力を鍛える』(東洋経済新報社)、『具体と抽象』(dZERO)、『メタ思考トレーニング』(PHPビジネス新書)などベストセラー多数。

上記内容は本書刊行時のものです。