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大江戸火龍改 夢枕 獏(著/文) - 講談社
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大江戸火龍改 (オオエドカリュウアラタメ)

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発行:講談社
四六判
290ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-06-520399-6   COPY
ISBN 13
9784065203996   COPY
ISBN 10h
4-06-520399-6   COPY
ISBN 10
4065203996   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年5月25日
最終更新日
2024年1月24日
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書評掲載情報

2020-09-19 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 玉川太福(浪曲師)
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紹介

禍々しきは、吾の出番。――妖退治屋をなりわいとする麗しき謎の男、遊斎の事件簿。

江戸時代、凶悪犯を取り締まる火附盗賊改の裏組織が存在した。
専ら人外のものを狩り鎮めるその名は、火龍改。

満開の桜の下で茶会を催していた一行から悲鳴が上がった。見れば大店のお女将の髪が逆立って、身体ごと持ち上がっていき、すっかり桜の花に隠れてしまった。見上げる者たちの顔に点々と血が振りかかり、ぞぶ、ぞぶ、ごり、という音のあと、どさり、と毛氈の上に女の首が落ちてきた――。遊斎は、飴売りの土平、平賀源内らとともに、この怪奇な事件の謎を追う(長編「桜怪談」)。短篇「遊斎の語」「手鬼眼童」「首無し幽霊」も併録。

スカイエマの、クールで色っぽい遊斎や不思議な生き物たちのイラストが誌面を飾る。クラフト・エヴィング商會の瀟洒な装丁で、現代版の絵双紙本が誕生。

目次

火龍改の語(こと)
遊斎の語
手鬼眼童
首無し幽霊
桜怪談

著者プロフィール

夢枕 獏  (ユメマクラ バク)  (著/文

夢枕獏(ゆめまくら・ばく)
51年神奈川県生まれ。77年作家デビュー。『キマイラ』『闇狩り師』『陰陽師』などの人気シリーズ作品を次々と発表。『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞受賞、『大江戸釣客伝』で泉鏡花文学賞、舟橋聖一文学賞、吉川英治文学賞をトリプル受賞。ほかの著書に「餓狼伝」シリーズ、『東天の獅子』「大江戸恐竜伝」シリーズ、『ヤマンタカ 大菩薩峠血風録』など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。