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武士の町 大坂 藪田 貫(著/文) - 講談社
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武士の町 大坂 (ブシノマチオオサカ)

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発行:講談社
文庫判
256ページ
定価 1,000円+税
ISBN
978-4-06-519895-7   COPY
ISBN 13
9784065198957   COPY
ISBN 10h
4-06-519895-X   COPY
ISBN 10
406519895X   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0121  
0:一般 1:文庫 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年3月23日
最終更新日
2022年11月24日
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紹介

江戸時代の大坂と言えば「天下の台所」、つまりは町人の都というイメージが強いだろう。司馬遼太郎は、幕府直轄の武士はわずか二百人と述べている。しかし、江戸時代のはじめからおわりまで、一貫して大坂は「武士の町」だったのだ!

大坂に武士はほんとうは何人いたのか?
武士たちはどうやって大坂の生活を楽しんでいたのか?
大坂城はどんな構造だったのか?
奉行所では何が行われていたのか?
大塩平八郎はなぜ決起したのか?
なぜ「大坂は町人の町」という言説が生まれたのか?

「武鑑」や、大坂町奉行所の絵図面、代官たちの日記、幕府にのこされた数々の文書など、数多くの史料を駆使して、大坂という町で、いかに武士が生き、歴史を動かしていたのかに光をあてる快心作。

目次

はじめに│「武士の町」という問い
第一章 武士は何人いたか
第二章 『大坂武鑑』は語る
第三章 『浪華御役録』を読む
第四章 西町奉行役宅を覗く
第五章 大坂城の内と外
第六章 ふたりの与力
第七章 大坂暮らし
終章 「町人の都」と「武士の町」

著者プロフィール

藪田 貫  (ヤブタ ユタカ)  (著/文

1948年,大阪府生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程中退。現在,兵庫県立歴史博物館館長。関西大学名誉教授。専門は日本近世史。主な著書に,『日本近世史の可能性』『近世大坂地域の史的研究』『男と女の近世史』など。

上記内容は本書刊行時のものです。