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偶然の聖地 宮内 悠介(著/文) - 講談社
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偶然の聖地 (グウゼンノセイチ)

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発行:講談社
四六変型判
338ページ
定価 1,650円+税
ISBN
978-4-06-515334-5   COPY
ISBN 13
9784065153345   COPY
ISBN 10h
4-06-515334-4   COPY
ISBN 10
4065153344   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年3月15日
最終更新日
2019年4月19日
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書評掲載情報

2019-06-30 毎日新聞  朝刊
評者: 菊地信義(装幀家)
2019-05-26 毎日新聞  朝刊
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紹介

小説という、旅に出る。

国、ジェンダー、SNS――ボーダーなき時代に、鬼才・宮内悠介が届ける世界地図。本文に300を超える「註」がついた、最新長編小説。

秋のあとに訪れる短い春、旅春。それは、時空がかかる病である――。人間ではなく世界の不具合を治す“世界医”。密室で発見されたミイラ化遺体。カトマンズの日本食店のカツ丼の味。宇宙エレベーターを奏でる巨人。世界一つまらない街はどこか・・・・・・。オーディオ・コメンタリーのように親密な325個の注釈にガイドされながら楽しく巡る、宮内版“すばらしい世界旅行”。“偶然の旅行者”たちはイシュクト山を目指す。合い言葉は、「迷ったら右」!――大森望(書評家)

この小説を体感していると、混沌と秩序って、向こう岸にあるのではなく、隣にあるのではないかと思えてくる。生きる上で生じたバグに体を浸し、誰かと誰かのハブになる。バグとハブもまた、隣にあるのではないか。1ページごとに困惑がやってくる。困惑がやがて快楽に変わる。困惑と快楽、これもまた隣にある。一体どういうことだろう。――武田砂鉄(ライター)

上記内容は本書刊行時のものです。