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興亡の世界史 東南アジア 多文明世界の発見 石澤 良昭(著/文) - 講談社
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興亡の世界史 東南アジア 多文明世界の発見 (コウボウノセカイシ トウナンアジア タブンメイセカイノハッケン)

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発行:講談社
文庫判
416ページ
定価 1,280円+税
ISBN
978-4-06-512670-7   COPY
ISBN 13
9784065126707   COPY
ISBN 10h
4-06-512670-3   COPY
ISBN 10
4065126703   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0122  
0:一般 1:文庫 22:外国歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年6月25日
最終更新日
2024年4月5日
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紹介

インドと中国にはさまれて仏教とヒンドゥー教の影響を受けながら多彩な歴史を歩んできた東南アジア。なかでも一二世紀に最盛期を迎えたアンコール王朝は、巨大遺跡と仏教美術で多くの世界遺産を誇る。本書はアンコール研究に半生を捧げてマグサイサイ賞を受けた著者がアンコール王朝600年の盛衰と人々の日常生活を再現し、多彩な東南アジア諸王朝の興亡を明らかにする。東南アジア諸国の歴史と現状を理解するための必読書。


講談社創業100周年記企画「興亡の世界史」の学術文庫版。大好評、第4期の2冊目。東南アジアは、インドと中国にはさまれた地理上の位置から、双方の影響を受けながら多彩な歴史と王朝の興亡を繰り返してきた。自然に恵まれた多言語、多宗教世界の軌跡をアンコール・ワット研究に半生をささげた著者が追求。仏教やヒンドゥー教の宇宙観にもとづく寺院や王宮の建設と王朝盛衰の真相を新たに発掘された考古学上の成果から解明。遺跡に刻まれた人々の暮らしを復元するとともに、500年前、鎖国直前にアンコール・ワットを訪れた日本人の足跡を明らかにして東南アジアと日本の隠された歴史をも発掘した渾身の力作である。[原本:『興亡の世界史11 東南アジア 多文明世界の発見』講談社 2009年刊]

目次

「東南アジア」を再発見する
東南アジア史の形成と展開
アンコール王朝発見史物語
アンコール王朝の宇宙観と都市計画
碑文史料が綴る王朝の政治と社会
アンコール時代の「罪と罰」
経済活動と生活
アンコール時代の精神価値体系
アンコール美術とその思想
東南アジア史から見たアンコール王朝史
キリスト教ヨーロッパとの出会い
祇園精舎としてのアンコール・ワット
東南アジアからのメッセージ
学術文庫版のあとがき
年表
主要人物一覧

著者プロフィール

石澤 良昭  (イシザワ ヨシアキ)  (著/文

1937年,北海道生まれ。上智大学外国語学部卒業。文学博士。専攻は東南アジア史,とくにカンボジア碑刻学。鹿児島大学教授,上智大学教授,上智大学学長,文化庁文化審議会会長などを歴任し,現在,上智大学アジア人材養成センター所長,上智大学アンコール遺跡国際調査団団長。主な著書に『古代カンボジア史研究』『アンコールからのメッセージ』『アンコール・王たちの物語』などがある。2017年,アンコール遺跡の保存修復と現地の人材養成によりマグサイサイ賞を受賞。

旧版ISBN
9784062807111

上記内容は本書刊行時のものです。