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帰れぬ人びと 鷺沢 萠(著/文) - 講談社
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帰れぬ人びと (カエレヌヒトビト)

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発行:講談社
文庫判
256ページ
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-06-511733-0   COPY
ISBN 13
9784065117330   COPY
ISBN 10h
4-06-511733-X   COPY
ISBN 10
406511733X   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0193  
0:一般 1:文庫 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年4月10日
最終更新日
2024年3月12日
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書評掲載情報

2018-09-23 東京新聞/中日新聞  朝刊
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紹介

父が女性と暮らす家へ続く川べりの道を、ひとり歩く少年。かつての仄暗い賑わいの記憶を底深く秘めて佇む町――帰るべき場所を持たない喪失感と哀しみを抱きながら、それでも前を向いて行きようとする人びとに、年齢に似合わぬ静謐なまなざしを著者は注ぎ続けた。大人になる直前の老成。どうしようもない人生への諦観。あまりにも早熟な十八歳の才能を示す、最初期作品集。


父が女性と暮らす家へ続く川べりの道を、ひとり歩く少年。
かつての仄暗い賑わいの記憶を底深く秘めて佇む町――
帰るべき場所を持たない喪失感と哀しみを抱きながら、それでも前を向いて行きようとする人びとに、年齢に似合わぬ静謐なまなざしを著者は注ぎ続けた。
大人になる直前の老成。どうしようもない人生への諦観。
あまりにも早熟な十八歳の才能を示す、最初期作品集。

目次

川べりの道
かもめ家ものがたり
朽ちる町
帰れぬ人びと

著者プロフィール

鷺沢 萠  (サギサワ メグム)  (著/文

鷺沢萠(1968.6.20-2004.4.11)
作家。上智大学外国語学部ロシア語科中退。1987年、「川べりの道」で文學界新人賞を当時最年少で受賞。92年「駆ける少年」で泉鏡花賞を受賞。他の著書に『少年たちの終わらない夜』『葉桜の日』『大統領のクリスマス・ツリー』『君はこの国を好きか』『過ぐる川、烟る橋』『さいはての二人』『ウェルカム・ホーム!』など。

上記内容は本書刊行時のものです。