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出版者情報
その可能性はすでに考えた
発行:講談社
新書判
256ページ
定価
900円+税
- 書店発売日
- 2015年9月10日
- 登録日
- 2015年9月16日
- 最終更新日
- 2015年8月27日
書評掲載情報
2017-08-13 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
かつて、カルト宗教団体が首を斬り落とす集団自殺を行った。唯一の生き残りの少女は、その事件の謎を解くために、青髪の探偵・上苙丞とフーリンのもとを訪れる。彼女には、ともに暮らした少年が首を斬り落とされたまま、少女を抱きかかえ運んだ、という記憶があったのだ!探偵は、奇蹟がこの世に存在することを証明するため、すべてのトリックが不成立であることを立証する!!
第16回 本格ミステリ大賞候補
ミステリが読みたい! 2016年版(早川書房)
2016本格ミステリ・ベスト10(原書房)
このミステリーがすごい!2016年版(宝島社)
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読者に勧める黄金の本格ミステリー(南雲堂)
キノベス!2016(紀伊國屋書店)
すべてにランクインする、その可能性はすでに考えていた!
「謎はすべて解けました。これは――奇蹟です。」
かつて、カルト宗教団体が首を斬り落とす集団自殺を行った。
その十数年後、唯一の生き残りの少女は事件の謎を解くために、
青髪の探偵・上苙丞(うえおろじょう)と相棒のフーリンのもとを訪れる。
彼女の中に眠る、不可思議な記憶。
それは、ともに暮らした少年が首を切り落とされながらも、
少女の命を守るため、彼女を抱きかかえ運んだ、というものだった――。
首なし聖人の伝説を彷彿とさせる、その奇跡の正体とは……!?
探偵は、奇蹟がこの世に存在することを証明するため、
すべてのトリックが不成立であることを立証する!!
目次
第一章 吉凶莫測
第二章 避坑落井
第三章 坐井観天
第四章 黒寡妃球腹蛛
第五章 女鬼面具
第六章 万分可笑
上記内容は本書刊行時のものです。