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出版者情報
「文壇」の崩壊
発行:講談社
文庫判
336ページ
定価
1,500円+税
- 書店発売日
- 2016年4月9日
- 登録日
- 2016年2月25日
- 最終更新日
- 2016年4月7日
書評掲載情報
2018-02-04 |
産經新聞
朝刊 評者: 高崎俊夫(編集者、映画批評家) |
2016-06-26 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
文壇事情に精通し、匿名批評も多くし、四十九歳で世を去った昭和の文芸批評家、十返肇。軽評論家と称され、正当な評価を受けていたとは言いがたい彼はしかし、文学への深い愛と理解力、該博な知識をもって、昭和という激動の時代の文学の現場に、生き証人として立ち会い続けた希有なる評論家であった。今なお先駆的かつ本質的な、知られざる豊饒の文芸批評群。
文壇事情に精通し、匿名批評も多くし、四十九歳で世を去った昭和の文芸批評家、十返肇。
軽評論家と称され、正当な評価を受けていたとは言いがたい彼はしかし、文学への深い愛と理解力、該博な知識をもって、昭和という激動の時代の文学の現場に、生き証人として立ち会い続けた希有なる評論家であった。
今なお先駆的かつ本質的な、知られざる豊饒の文芸批評群。
目次
贋の季節──戦後文学の環境──(抄)
文芸雑誌論
「文壇」の崩壊
文学界人物史
ピンからキリまで
詩のない生活から
解説 坪内祐三
年譜
上記内容は本書刊行時のものです。