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出版者情報
花に舞う・日本遊民伝 深沢七郎音楽小説選
発行:講談社
文庫判
288ページ
定価
1,400円+税
- 書店発売日
- 2013年7月11日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2015年8月13日
書評掲載情報
2023-05-20 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 五所純子(文筆家) |
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紹介
時を越え人々の日常に寄りそうもの──。
「音」に着目し選びぬいた作品九篇。
演奏家でもあった著者の音楽を扱った小説集。「南京小僧」「浪曲風ポルカ」など気高い小品や「日本遊民伝」といった骨太作品も収録。
日劇ミュージックホールでの演奏など、ギタリストとしても活動した深沢七郎。エルビス・プレスリーを愛し、ジミ・ヘンドリクスを好んで聴いた彼の小説は音楽的と評されることも多い。その中から、俗謡、洋楽曲、楽団員といった、音楽を扱った作品を精選。著者の眼差しが見えてくる一冊。
※本書は、筑摩書房刊『深沢七郎集』(全十巻、1997年)を底本としました。
上記内容は本書刊行時のものです。