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出版者情報
死の淵より
発行:講談社
文庫判
208ページ
定価
1,200円+税
- 初版年月日
- 2013年1月
- 書店発売日
- 2013年1月11日
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2024年1月24日
書評掲載情報
2018-04-22 | 毎日新聞 朝刊 |
2013-02-03 | 読売新聞 |
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紹介
つめたい煉瓦の上に/蔦がのびる/夜の底に/時間が重くつもり/死者の爪がのびる(「死者の爪」)。死と対峙し、死を凝視し、怖れ、反撥し、闘い、絶望の只中で叫ぶ、不屈強靱な作家魂。醜く美しく混沌として、生を結晶させ一瞬に昇華させる。“最後の文士”と謳われた高見順が、食道癌の手術前後病床で記した絶唱63篇。野間文芸賞受賞作。
食道がんに冒され死に直面しながら、自らの生を透徹した眼差しで見つめ、文学的営為の限りを尽くし至高の韻文へと昇華させた、絶唱。
野間文芸賞受賞。
※本書は、1993年2月刊、講談社文芸文庫『死の淵より』を底本としました。
目次
死の淵より
「死の淵より」拾遺
「わが埋葬」以後
上記内容は本書刊行時のものです。