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藤枝静男随筆集 藤枝 静男(著/文) - 講談社
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藤枝静男随筆集 (フジエダシズオズイヒツシュウ)

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発行:講談社
文庫判
288ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-06-290111-6   COPY
ISBN 13
9784062901116   COPY
ISBN 10h
4-06-290111-0   COPY
ISBN 10
4062901110   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0195  
0:一般 1:文庫 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2011年1月
書店発売日
登録日
2015年8月20日
最終更新日
2020年6月12日
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書評掲載情報

2011-02-27 読売新聞
評者: 朝吹真理子(作家)
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紹介

自伝的随筆から骨董論まで、創作と人生の全てを語るーー旧制八高時代からの親友、平野謙、本多秋五との交友、生涯の師となる志賀直哉を訪ねた奈良旅行、最初の作品を「近代文学」に発表する経緯など……小説家・藤枝静男の誕生から、医師であり作家であることの心構え、骨董へのこだわり、晩年の心境まで――私小説に特異な新境地を切り開いた藤枝文学のエッセンスとともに、剛毅木訥なるひとがらとその人生を知るための精選随筆集。
◎堀江敏幸 どの頁にも、彼の小説に直結する「不合理な逆遠近法」の、残酷で滑稽な悲しみがあふれている。最後の一篇「妻の遺骨」で、妻の骨と石をまちがえて掘り出す場面は、自叙伝的な記述の性質とはまたべつの意味で遠近の狂った、しかも正しい眼の紡ぎ出したものとして、あるいは「鼻紙にくるんで胸ポケットにしまった」小さな骨のようなものとして、ながく読者の心に刻まれるだろう。――<「解説」より>

上記内容は本書刊行時のものです。