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出版者情報
林達夫芸術論集
発行:講談社
縦160mm
301ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2009年6月
- 登録日
- 2019年5月13日
- 最終更新日
- 2019年5月13日
書評掲載情報
2021-04-03 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 岡田温司(美術史家) |
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紹介
軍国主義から共産主義へと移ろう時代の風に対しつねに反語的精神で佇ち、ルネサンス研究始め知の領域へのあくなき探索の道程で、「批評家と歴史家との幸福な結合」(三木清)を体現した林達夫。若き日の天稟を示す「歌舞伎劇に関するある考察」、ダ・ヴィンチ「聖アンナ母子像」の深遠な謎に果敢に分け入るスリリングな論考「精神史」、最晩年の「遊戯神通の芸術」等、林達夫の核心ともいうべき"芸術へのチチェローネ(案内)"二十一篇。
目次
1 思想について
2 青春
3 雑誌「思想」の周辺
4 庭と家
5 戦中・戦後
6 百科全書派
7 「知」の結晶形
上記内容は本書刊行時のものです。