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出版者情報
ジャニーズと日本
発行:講談社
新書判
240ページ
定価
760円+税
- 書店発売日
- 2016年12月14日
- 登録日
- 2016年11月14日
- 最終更新日
- 2024年2月9日
書評掲載情報
2017-02-26 |
朝日新聞
朝刊 評者: 五十嵐太郎(建築批評家、東北大学教授) |
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紹介
ジャニーズ事務所が創始されたのは一九六二年。すでに五〇年以上の年月が経っている。ジャニーズは、その長い歴史のなかで、多くの魅力的な男性アイドルを輩出してきた。戦後日本の芸能史を通じて、つねにアイドル事務所のトップとして君臨しているのがジャニーズに他ならない。なぜこれほどまでに、ジャニーズに日本人は心をつかまれてしまっているのだろうか。新たな切り口で読み解く戦後アイドル論。
ジャニーズとは何なのか?
どうして日本人はこれほどまで、ジャニーズタレントに魅せられてきたのか?
ジャニ―喜多川氏が日本で芸能を志したのは、終戦後すぐ。
「ジャニ―喜多川」とは、芸名ではなく本名であり、彼は正真正銘のアメリカ人。時代をつかむタレントを数々生み出してきました。
ですが、アイドル冬の時代が90年代初頭に訪れます。そこで、新たな装いでこれまでのアイドル性を打破してできてたのが、SMAP。
本書は、ジャニーズがどんな音楽を生み出し、人気を博していったのかを時代ごとに丹念に追い、戦後の大衆文化史を読みなおします。
ここで詳しくは語れませんが、SMAPは解散してもしなくても、SMAPであり続けてほしい。そんな願いが込められた一冊です。
目次
はじめに
第一章 ジャニーズとは何か
第二章 ジャニーズ結成
第三章 郷ひろみからディスコへ
第四章 それぞれのアメリカ
第五章 80年代とジャパニスム
第六章 SMAPが開拓した道
第七章 ジャニーズがもたらすもの
おわりに
上記内容は本書刊行時のものです。